TOEIC受験は今回が2回目。1回目は15年以上前で、スコアは800点台半ば。それ以来、アメリカでしばらく働いたりもしたので、さすがに900点台に乗らなかったら恥ずかしいよなあと思っていた。TOEICのための勉強は全くやっていないが、受験日(2017年9月10日)の前の晩に、アルクのTOEIC予想問題をネットでちょこっと試した。語彙力テストをやると、予想得点が出るのだが、何回かやるとけっこうばらついて、あるときは900点にいくでしょうとか、あるときは600点台が予想点になったり。それから、もう少し同じ形式の模擬試験を受けてみたら、びっくりしたことに、時間切れで最後の問題が解けなかった。3回分チャレンジして、3回とも最後の問題を解かないうちにタイプアップする。「うそだろ?!」と思った。自分は英語の長文問題で時間切れになるなんて夢にも思わなかったので。

いざ、試験当日。ネットでの手慣らしで時間切れの憂き目に遭っていたので、危機感を擁きながら問題を解いていった。時計をみて残り時間と残っている問題の量を見比べながら解いていたのだが、どう考えてもこのペースだと終わらない、問題用紙が延々と続いている。とにかく時間切れだけは避けたい。残り時間が5分くらいになって、もうこれは無理だと思った。すぐに答えが見つからない問題は、問題文を何回も読み返して答えの該当箇所を探す時間がもはやない。そんなわけで、3問分くらいは、もう適当に答えの番号を書いてしまった。あとから知ったのだが、これは「塗り絵」と呼ばれるんだそうだ。「塗り絵」をすること3回、最後の問題も結局いまいちよくわからないまま適当に塗り終わったとき、それから1秒もしないで、「はい時間ですので鉛筆を置いてください」という合図を聞いた。最後は、腕時計の秒針と睨めっこしながら解いていた。

リスニングはさすがに昔よりで聞こえたが、それでも3問くらい聞き取れなくて答えを曖昧なまま適当に選らばざるを得ないものがあった。

TOIECの長文は英文自体は平易なのだが、なにしろ問題文の数がやたらと多い。英語力が試されているというよりも、文章のなかに散りばめられた様々な情報をすばやくスキャンして取り出す能力が一番とわれていると思った。読むスピードもかなり速くないといけないし、2度繰り返して読む時間などないし、読んだ内容は問題を解くまでの数十秒間は短期的とはいえ記憶にしっかりとどめておかねばならない。そうでないと、時間内に完答するのは無理だろう。

結果的に、かえってきたスコアをみると955点だった。リスニングが495点でリーディングが460点。リスニングは3問も間違っていたのにスコア的には最高点だったので、意外だった。リーディングはかなり間違ったらしい。塗り絵を3問くらいやった記憶はあるが、自分が正しい答えのつもりで選んだものでも相当数間違っていたようだった。

問題文も持ち帰れないし、間違った箇所も具体的には教えてもらえないのだが、返って来たスコアをみるとおそらくリスニングは3問不正解、リーディングは8問不正解があったのだろうと推測している。900点をきったらどうしようと不安に思っていたことを考えれば900点台の真ん中というのは悪くないのだが、こんなに間違っていたのかと思うと、あまり喜べない。普段英語を仕事で使っているので、余計、これじゃいけないと思った。だいたいリスニング495点といっても、映画を聞いても全然聞き取れないし、ニュースを聞いても何割かしか理解できない。TOEICの平易な英文でなおかつ明瞭に発音されたものが聞こえたところで、実際にはあまり役に立たないのだ。

次にもう一度受験するかどうかは未定だが、もし受けるとしたら、それまでに自分の頭の回転をもっと速くするトレーニングを積む必要がある。そう思って、普段から早足であるいて、やるべき作業も意識して速いペースでやるよう、日頃から心がけるようにし始めたところである。