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目的語として動名詞をとる動詞と、不定詞をとる動詞、どちらもとれる動詞があります。中学校の英語で出てくる動詞の範囲であれば、動名詞をとる動詞をMEGAFEPS(mind, escape, give up, avoid, finish, enjoy, practice, stop)と語呂合わせ的に暗記することも巷では一般的なようです。しかし、覚えるべき動詞の数は中学以降飛躍的に増えることを考えると、メガフェップスと暗記していても大学受験に対処できませんし、その後も困り続けます。何か良い区別の方法はないものでしょうか?実は、目的語として動名詞をとるか不定詞をとるかは、その動詞の意味で決まるようです。「未来に冠するもの」はTo-不定詞、「過去に関するもの」は動名詞という区別です。また、「過去に関するもの」はネガティブな意味合いを含むことが多いようです。
この原則が適用できるか、試してみましょう。「彼はそんなことをした覚えはないといった。」をdenyを使っていうときに、動名詞でしょうかそれともTo-不定詞でしょうか?上の原則を適用すれば、動名詞だということがわかります。正解は、
He denied having done any such thing.
あるいは
He denied having done such a thing.
となるでしょう。
参考
- メガフェップス丸暗記は卒業!ややこしい【不定詞 (to do) vs. 動名詞 (~ing)】もイメージの力でスッキリ! (ひろの輪 DMM英会話Blog 2017 05.22)
- BBC English Masterclass: Gerund or infinitive?