Please enter banners and links.
文の種類
英語の語順と基本的な文型
主語SubjectiveをS、動詞VerbをV、補語ComplementをC、目的語ObjectiveをOと略記します。
S+V
【例文】Spring had passed.
【例文】One day a very strange thing happened.
【解説】One dayは、「ある日」という意味の副詞。
S+V+C
【例文】Each of us is different.
【解説】主語(名詞)+動詞(Be動詞)+補語(形容詞)の形になっています。
【例文】Freddie, the leaf, had grown large.
【解説】largeは形容詞で、補語です。主語+grow(動詞)+補語 で、「主語」が「補語」の状態に成長するという意味になります。(参照:英ナビ)
【例文】Alfred had turned a deep yellow.
【和訳】アルフレッドは深い黄色になった。
【解説】ここでのturnは自動詞で、補語を伴って、「~になる」という意味。同様の用法の例として、The maple leaves turned red.(カエデの葉が紅葉した。)この文に続く文ではturnの変わりにbecomeという動詞が同じ意味を表す目的で使われているので、turn=becomeと考えて間違いないでしょう。
【例文】Ben had become a bright orange.
S+V+O
【例文】Soon he discovered that no two leaves were alike, even though they were on the same tree.
【解説】接続詞thatが名詞節をつくっており、この名詞節全体が「目的語」になっています。
S+V+O+O
S+V+O+C
【例文】Freddie found himself losing his color, becoming brittle.
【解説】動名詞が補語になっています。losingという動名詞はhis colorという目的語をとっています。becomingという動名詞はbrittle(もろい、こわれやすい)という形容詞を補語としてとっています。このように全体でみたときにはSVOCですが、さらにCが動名詞なので内部でVO,VCのような構造をとっているといえます。
【例文】He had never felt it so cold.
【解説】主語がhe、動詞がfeel、目的語がit、補語がcoldです。OCの部分it so coldは、文に展開すると、It is so cold.となります。このitは天気などを現すときに使う形式的な主語であり、代名詞のように何かを指しているわけではありません。
【例文】Freddie and his friends had made their tree a rainbow.
平叙文
肯定文
【例文】Everything dies. 【和訳】全てのものは死ぬ。
否定文
be動詞の否定形
【例文】Yet, you were not afraid when Summer became Fall.
【和訳】だけど、君は夏が秋になったときには怖くなかったよね。(ダニエルがフレディーに死について話して聞かせる場面)
【解説】中学で学ぶ知識ですがbe動詞を用いた文の否定形の作り方は、「be動詞の後ろにnotをつける」のが基本です。
一般動詞の否定形
be動詞以外の動詞、すなわち一般動詞を用いた文で否定文を作るときには、助動詞doを使って、「do not+ 一般動詞」 の形にします。
【例文】He did not know that Spring would follow Winter and that the snow would melt into water.
助動詞が用いられていた文の否定形
助動詞がある場合には助動詞の直後にnotが置いて否定文をつくります。
【例文】“Will we return in the Spring?” “We may not, but Life will.”
【和訳】「春には戻って来るの?」「僕らは戻らないかもしれないけど、いのちは戻ってくる。」
【解説】肯定文 We will return. →否定文 We will not return. 肯定文 We may return. We may not return.
部分否定
二重否定
否定的な意味を与える副詞
hardly
【例文】They sat so quietly on the cool grass and hardly ever moved.
【例文】There was hardly a green leaf left.
疑問文
命令文
感嘆文
【例文】How strong and firm it was! 【解説】itはフレディーがいた木のこと。最後に落ちていく最中に木全体を見ることができて、そのときにフレディーが感じた内容。
動詞と文型
動詞と時制
現在形
現在進行形
【例文】What’s happening? 【和訳】何が起きているの?
過去形
【例文】His mid section was wide and strong, and his five extensions were firm and pointed.
過去進行形
未来系
現在完了形
現在完了進行形
過去完了形
過去完了は、現在完了を先に習得しておけば、非常に簡単です。全体の時間が現在から過去にシフトしただけです。つまり、現在完了のときの、「今」という基準に相当するものが、話者の視点の「過去」のある時点になっており、そこを基準にして物事を考えるわけです。現在完了の用法としては、「継続」、「経験」、「完了」、「結果」の4つがありましたが、過去完了にはこれらに加えてもうひとつ、「過去の過去」があります。これは、過去のある時点からみた過去を、過去完了形で表すというものです。葉っぱのフレディーの物語は、いきなり過去完了の文から始まるので、過去完了を学ぶのには最適な題材です。早速みてみましょう。予め時制に注意しておくと、冒頭の5文の時制は、1.過去完了形(過去の過去) 2.過去完了形(過去の過去) 3.過去完了形(完了) 4.過去形 5.過去完了形(過去の過去)となっています。物語の語り手は、葉っぱのフレディーの物語を、過去の話としてしているわけです。
【例文】Spring had passed. So had Summer. Freddie, the leaf, had grown large. His mid section was wide and strong, and his five extensions were firm and pointed. He had first appeared in Spring as a small sprout on a rather large branch near the top of a tall tree.
過去完了形:継続
過去完了形:経験
過去完了形:完了
【例文】Freddie, the leaf, had grown large. 【和訳】葉っぱのフレディーは大きく成長していた。【解説】物語の語り手が語っている、「過去のある時点」(それは次の文で過去形が登場するので、その時点ということ)までに完了したということ。
過去完了形:結果
過去完了形:過去の過去
【例文】He had first appeared in Spring as a small sprout on a rather large branch near the top of a tall tree.
【解説】物語は夏が過ぎたところから始まっているので、その時点(すでに過去)からみて、さらに過去なので「過去の過去」を示すために過去完了が用いられている。
過去完了進行形
未来完了系
助動詞
should
否定形のときのnotの位置
【例文】Why should we not have different colors?
受動態
【例文】Freddie was surrounded by hundreds of other leaves just like himself, or so it seemed.
不定詞
不定詞の名詞的用法
不定詞の形容詞的用法
不定詞の副詞的用法
動名詞
分詞
分詞構文
比較
原級
比較級
【例文】In this new position he was more comfortable than he had ever been.
【解説】このthanは接続詞としての働きを持ち、than以下の部分を「節」にまとめて、比較の対象となる「副詞節」をつくっています。節の中身は完全な「文」があるはずなので、He had been comfortable.という「文」を想定して、comfortableが節の中では省略されたと考えれば理解しやすいでしょう。
最上級
関係詞
関係代名詞
関係副詞
関係形容詞
仮定法(と直説法)
as if の中で用いられる仮定法
「まるで~であるか(あったか)のように」という意味を表すときにas if を用いた節を使うことがあります。節の中の文は、非現実なことであれば仮定法を用いることになりますが、現実に生じていることであれば、直説法が使われます。『総合英語フォレスト』から例文を拝借して説明しますと、You talk as if you are angry.(あなたは怒っているみたいな口調で話すね。)は、話者が実際に相手が怒っていると考えている場合です。You talk as if you were angry.(あなたはまるで怒っているかのような口調で話すね。)といえば、話者は相手が本当に怒っているとは考えていないということです。『葉っぱのフレディー』の中でも一箇所、as ifを用いた文が出てきますが、これは仮定法でしょうか?それとも直説法でしょうか?
【例文】The same breezes that, in the past, had made them dance began to push and pull at their stems, almost as if they were angry.
【解説】この文は主節の動詞beginは、過去形beganです。
疑問詞
話法
直接話法
【例文】He thought, “It must be their time.”
間接話法
修辞法
強調
倒置
挿入
省略
同格
【例文】The Fall of Freddie the Leaf 【解説】2つの名詞、Freddie およびthe Leafが並べられていますが、これらは同格の関係になっています。
品詞
名詞
冠詞
代名詞
形容詞
形容詞は、a white dog や The dog is white. のwhiteのように、名詞(今の例では、dog)の性質や状態を説明する語句のことです。
形容詞・形容語句の位置
名詞の後ろに置かれる形容詞・形容語句
【例文】Alfred was the leaf next to him. Ben was the leaf on his right side, and Clare was the lovely leaf overhead.
【解説】「彼の隣の」という形容詞句。「彼の右隣の」という形容詞句、「頭上の」という形容詞は、いづれも名詞に後置されています。ちなみにlovely(愛らしい)は前置された形容詞。
副詞
副詞のso
soは副詞と接続詞の2つの働きがありえますが、副詞として用いられるsoを見ておきましょう。意味は偶然にも日本語の「そう」と同じなので簡単ですね。
【例文】Spring had passed. So had Summer. 【和訳】春が過ぎた。夏も過ぎた。
【例文】Freddie was surrounded by hundreds of other leaves just like himself, or so it seemed.【和訳】フレディーは自分と同じ、もしくはそう見える何百もの他の葉っぱに囲まれていた。
前置詞
接続詞
等位接続詞
従属接続詞
従属接続詞のthat
他動詞の目的語としてthat節をとれる動詞かどうかという観点で動詞を整理しておくことも重要です。言う、知覚する、わかるという意味あいの動詞がthat節をとることができることが多いようです。appear, discover, explain, know, notice, see, tellがthat節とともに使われている例文を見ておきましょう。
【例文】It appeared to Freddie that Daniel was also the wisest among them.
【例文】Soon he discovered that no two leaves were alike, even though they were on the same tree.
【解説】接続詞のthatは名詞節をつくっており、この名詞節がdiscoverの目的語(O)になっています。S+V+Oの形です。
【例文】It was Daniel who explained that they were growing in a public park.
【例文】He was sure that it would live for a long time and he knew that he had been part of its life and made him proud.
【例文】Freddie noticed that the other leaves continued to fall.
【例文】He saw that some of the leaves lashed back at the wind before they fell, others simply let go and dropped quietly.
【例文】It was Daniel who told them that they were part of a tree.
参考
- 総合英語フォレスト 第6版 石黒昭博 監修 桐原書店
- The Fall of Freddie the Leaf