英検1級合格のためのカギとなる部分の勉強方法

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英検1級の難易度

英検1級は高校の英語の先生でもなかなか取れずにいる人もいるようです。結構難しいんですかね。まあ、2級や準1級とは比較にならない難しさだと自分は思います。自分は受けたことがないですが、2級は中学生でも取る子はとるみたいですし、準1級も多くの高校生が取っているようですので。ただ、1級となると、東大に合格するような高校生、あるいは東大合格者であっても、たぶん相当な準備をしない限り歯が立たないのではないかと思います。まあ入試とは形式が異なるから当たり前といえば当たり前ですが。語彙力を試す問題は、英検1級に出る英単語は、大学入試に出る英単語とはほとんど重ならないと思います。英語を多少仕事で使っている社会人のほうが有利かも。

英検1級対策:単語力強化

筆記ではまず、単語力を試す問題の比重がかなり大きいので、邪道ですが単語帳タイプの書籍を買って、ガリガリと覚えていきましょう。自分はジャパンタイムズから出ている「出る順 英単語 英検1級」みたいなタイトルの本をやりました。最初みたとき、あまりにも知らない単語だらけでビビりました。結果的には、全部を覚えなくても合格できました。この本は本当に効率よく英検1級の単語対策になると思います。受験直前に自分が覚えていない単語をノート3ページ分くらい書きだして、ギリギリまでそれを眺めていましたが、その中から3つ4つ出たと思います。

英検1級1次試験の英作文対策

筆記試験でエッセイを書かされますが、これはトピックは指定されているので不得意分野でも書かざるを得ません。対策としては、面接試験と同じでいいのではないかと思います。出るトピックはかなりかぶりますので。面接試験のトピックに対するエッセイをしっかり原稿にまとめていくということをやりました。それは一次試験のエッセイ対策でもあり、二次試験でのプレゼン対策でもあります。

英検1級面接対策

2次の面接試験ですが、トピックが5個提示されてそのうちの1つを選びます。これはもう、山を張るのが良いと思います。5個に1個だと外れる可能性が高いので、5個のうち2つくらい当てる目安で、この分野とこの分野のトピックなら答えらるという得意分野を作りましょう。自分の場合は、サイエンス&テクノロジー、および、教育、の2つのトピックだけ対策をしました。他のトピックは捨てです。政治経済に明るいビジネスマンなら、政治や国際関係などに的を絞れば良いでしょう。何も得意分野がなくても、人生哲学系も良く出るのでそれを選ぶというのもありです。試験会場で他人のプレゼンが廊下に漏れ聞こえるのに耳を澄ましてみたかぎり、どの受験者も結構よどみなくしゃべっていました。おそらく相当練習して原稿を書き上げて、それを完全に暗記して、似たトピックならうまいこと引き寄せるなり、多少の修正を加えるなりしてしゃべっていたのだろうと推察しました。ちなみに自分の場合、完全にど真ん中のトピック(仕事柄、普段考えていることそのまま)だったので、だらだらと雑談ぽいしゃべりになりましたが、それでもOKだったようです。必ずしも型にぎちぎちにはめたしゃべくりである必要はないと思います。ただし、型をつくって練習しておくほうが断然楽ですし、緊張を強いられる場では、本番でポイントを稼ぎやすいと思います。

 

模範面接

YOUTUBEにネイティブスピーカーの面接例がありましたので紹介。こういうのって貴重ですね。型にはまってなくて、とても自然な感じがします。イギリス人のネイティブの人が選んだお題は、Do the rich have a responsibility to help the poor in society? でした。模範回答を聞いてみましょう。

【面接】イギリス人に英検一級の面接をしてみたらこうなる!ww

ノルウェー人の英語ペラペラの男性が選んだお題は、

Should students be asked to evaluate their teachers? でした。8:50~回答。