ロシアにこけにされるトランプ大統領政権のアメリカ  Russia is mocking the American people

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アメリカのトランプ大統領がロシアのラヴロフ外相およびキスリャク駐米ロシア大使とホワイトハウスで会談しました。アメリカのメディアをシャットアウトしたにもかかわらず、ロシアの記者が撮影した写真をロシアのタス通信が全世界のメディアに配信したため、アメリカが怒るという事態になっています。

大統領が、相手国の首脳ではない「格下」の職位の人間に対して満面の笑みで握手をしているのは、かなり奇異に映ります。ドイツのアンゲラ・メルケル首相と会談した際にはほとんど無視するような態度をとっていたことが記憶に新しいだけに、余計不自然です。ロシアにしてみれば、アメリカが完全にロシアの下に位置しているということを世界に知らしめたようなものですから、外交的には圧勝といえるでしょう。

トランプ大統領とラブロフ外相との会談の写真の撮影が認められたのはホワイトハウスのカメラマンとロシア側のカメラマンだけで、米メディアには認められなかった。ホワイトハウスの高官は、大統領と大臣級以下の外国高官との会談ではこうした措置が慣行になっていると説明する。(米政府「だまされた」、会談写真公開でロシアを非難 CNN.CO.JP 2017.05.12 Fri posted at 12:51 JST)

ロシア側は、アメリカのこの反応を馬鹿げていると一蹴しています。

なおТАССは、米メディアの反応に驚きを表した。シェルバク氏は、ラヴロフ外相に定期的に同行している。さらにロシア外務省はラヴロフ外相の米訪問の前に、シェルバク氏が外相の専属カメラマンを担当すると伝えていた。ТАССは「さらにТАССの写真記者の仕事の前にも後にも米国側は同会談の写真の流布に一切制限を設けなかった」と指摘した。(ホワイトハウスのロシア人カメラマンをめぐるヒステリー その原因は? Sputnik日本 2017年05月12日 22:30(アップデート 2017年05月12日 22:32) )

ロシアとのつながりの疑義で捜査中だったFBI長官を電撃的にクビにしたばかりのアメリカ大統領が、ロシアのトップスパイと言われるセルゲイ・キスリャク駐米ロシア大使に満面の笑顔で握手しているのはなんともすごい構図です。
The White House: “The Russians tricked us” Pictures of Trump smiling with Russia’s top Spy

 

CNNの記者タッパー(Jake Tapper)氏は、ロシアはアメリカ国民を馬鹿にしている!(Russia is mocking the American people)と怒りを表明しています。

(http://edition.cnn.com/videos/politics/2017/05/11/jake-tapper-russia-mocking-american-people-lead-mobile.cnn)

RT(ロシアトゥデイ)が伝える、アメリカの騒ぎぶり(FUSS)

https://www.rt.com/op-edge/388109-trump-lavrov-kislyak-tillerson/