接続詞」カテゴリーアーカイブ

if (かどうか) とwhether (かどうか)の使い分け

2018年の中央大学の大学入問題で、
I think we need to talk about (  ) we will be able to hire a new office assistant at all.
の括弧埋め問題がありました。選択肢は、
ア if
イ maybe
ウ possibly
エ whether

さて、答えはどれでしょう?

ifを選んで間違った高校生が多いと思いますが、正解はwhetherです。

なぜでしょうか?

if (かどうか)の使い方ですが、手元の辞書(研究社英和中辞典)によれば、if(かどうか)は目的語(文の要素としての)としてしか使えないということです。この問題のように、talk about という 「前置詞の目的語」にはなれないということ。ifもwhetherも「かどうか」という意味を持ち得るわけですが、使い方の違いを覚えておく必要があります。

と説明してはみましたが、自分はこのような覚え方をしてはいませんでした。ifだと違和感があるから、違和感のないwhetherだよね、という解答方法です。ifで違和感を感じたのは、そんな文を見たことがないから。たくさん英文に触れていれば、必ずしも理詰めで攻めなくても正解には辿り着くということです。

接続詞のafter

afterは、副詞、前置詞、接続詞の用法があります。なぜか自分は接続詞としてのafterの用法がなじみが薄い印象がありましたが、中学英語で出てくるくらい当たり前のことのようです。おさらいしておきます。

接続詞なので完全な文がそのあとに来ます。

【例文】Nothing remains after its time is over as everything in this universe is perishable. (引用元:speakingtree.in

【和訳】この世の全てのものは腐ってなくなるので、時間が来たあとには何も残らない。

 

【例文】I learned German after I moved to Berlin. (引用元:総合英語Forest第6版600ページ)

【和訳】私はベルリンに移住後、ドイツ語を学んだ。

 

 
Everyday Grammar: Time Clause Before/After