TOEIC受験記:受けてみてわかったTOEICで高得点を狙うための解答のコツ

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TOEIC(L&R)を受験してきました。前回TOEIC(L&R)を受けたときのスコアは955で、今回はそれを上回りたかったのですが無理かもという感想です。それでは「振り返り」をしてみたいと思います。

TOEIC受験者の年齢層

受験会場を見渡してみたら、受験者は若い人が多かったですね。自分みたいに老眼鏡必須でTOEIC問題に挑んでいた人はあまりいなかったかな。おっさん(失礼)に見えた人は、ひとつの一つの教室の受験者数十人のうち数人もいなかったと思います。若い人は男女同数程度に思えました。

TOEIC受験時に持参する必要がある物

申し込み後に送られてくる受験票に書いてありますが、持ち物としては、①受験票、②写真付きの本人確認書類(有効期限内のもの)運転免許証、学生証、社員証、パスポート、個人番号カード、住民基本台帳カード、③筆記具(HBの鉛筆またはシャープペンシル)、消しゴム、④腕時計 となっています。受験会場の教室は大学の講義室でしたが壁掛け時計はありませんでした。ですので、腕時計は必須です。携帯はスマホはカバンの中にしまわされますので、腕時計しか使えません。スマートウォッチなど賢い腕時計も禁止されています。

TOEIC受験の時間割

今回のスケジュールは、

11:45~12:30 集合、受付

12:35~13:00 試験の説明、音声テスト

13:00~15:00 試験開始~試験終了 まるまる2時間もあります!

15:00~15:15 問題用紙と解答用紙の回収

となっていました。2時間根を詰めて試験に挑むのはかなり疲れました。

TOEICで解答するさいの注意やコツについて

今回受験してみて気付いたことをメモっておこうと思います。まず、受験番号とか名前とか、その他もろもろ受験者情報を記入する欄がありますが、これは試験時間外に行いますので、集合時間ギリギリではなく余裕を持って早めに着席して、こういったマークシートの記入を終わらせておきましょう。

注意点としては、問題は持ち帰れません。また、問題用紙にマークしたり書き込みすることは禁じられています。なぜそうなのかは自分にはよくわかりませんが、これかなあ、あれかなあと悩みながら書き込みたいかもしれまえんが、そういった行為は許されていないようです。なんでだろう。

あと、最初にリスニングテストが行われますが、リスニングの時間中にリーディングの問題をやることを禁止という注意書きがありました。リスニングはどうせ何も聞こえないからその時間にリーディングをやっちゃおうというのはダメということみたいです。しかし、リスニングの問題が終わったら、すかさずリーディングの問題にとりかかってください。リスニングの問題終了後、うだうだナレーションがあるかもしれませんが、その時間にそれを聞くのは無駄です。その間だけでも2~3問はリーディングの問題が解けますので。とにかくリーディングは問題量が多くて、時間内に終えるのは困難です。1秒も無駄にできないということを自覚したほうがいいと思います。

リーディングの問題で、まとまった長さの音声を聞いたあとに、クエスチョンが読まれて、それに対する選択肢が4つ読まれ、解答を選ぶというのがだいたい、ひとつのナレーションに関して3つのクエスチョンがあります。これは、音声に合わせて解くのではなく、先取りするのが賢いと思いました。つまりナレーションの前に3つのクエスチョンとそれぞれの4択の答えを全部読んでおくのです。そして、音声を聞きながら、正解がどれかを判断して、どんどんマークシートを塗りつぶしていきます。そして、ナレーションがクエスチョンや選択肢を読んでいる間に、もうその問題のことは考えずに(クエスチョンと選択肢を読み上げている音声は全く聞かずに)、次の問題のクエスチョンと選択肢を全部読んでしまうのです。こうすれば、音声を聞いた瞬間に答えがわかるので、どんどんこの繰り返しでいけます。自分は若くないので、短期記憶の能力が落ちているため、このやり方がベストだと思いました。音声を聞いて聞いた内容を問題に答えるための数十秒間しっかり記憶にとどめておける人は、この限りではありません。自分に関していえば、この先取り方式は今回非常にうまくいきました。一番最初の問題に入るまえに、テストサンプルが読み上げられるので、一番めの問題にもこのやり方が適用できるというわけです。

リーディングは時間切れに注意

自分は英語力がないほうではない(英検1級持ち、前回のTOEIC(L&R)スコア955点)と思ってはいるのですが、今回もまたまた時間切れになってしまいました。「はい止めてください。鉛筆をおいてください。」という声が試験管からかかったときに、大問1個分がまるまる残っていました。問題文のページを閲覧すらしていません。げげっと思いながら、とっさに、4つの設問すべてa,b,c,d,の4択のうちdを塗りつぶしました。200問中最後の4問は完全にデタラメに塗りつぶさざるをえなかったというわけです。ちなみに、前回TOEICを受けたときもこんな感じでした。まだ最後の問題の文章を読んでいただけ、前回のほうがましでした。これじゃ高得点は狙えませんね。はっきりいって、TOEICのリーディングで出される英語の文章はまったく難しくありません。大学入試のセンター試験と比べれば、比較にならないくらい平易な文章です。そのかわり、情報をスキャンして設問にテキパキと答えていく、事務処理の速さが問われます。そんなに速く解く必要があるのか?とちょっと苦情も言いたいくらいですが、実際にこのような問題で990点を取る人もいるわけですから、単に自分の脳味噌の回転速度が遅いというだけなのでしょう。年を取るのは淋しいいことです。

時間切れだった自分が偉そうに言えませんが、TOEICのリーディング問題は、時間との闘いです。4択から選ぶとき、とにかく正答がわかったらただちにマークシートを塗りつぶし、他の選択肢にはめもくれずに次の問題に進むのが、コツだと思います。2度読みとか慎重に考えている暇なんて全くありません。

自分の場合いかに速く問題文を読み、設問に答えるかが課題として残りました。設問を先に読むほうが問題文を読むときのポイントがつくれるのでそうしたのですが、それでも時間切れになってしまいました。普段からもっとスピード感を持って読むという意識が必要なのかもしれません。

TOEICの問題を解くときに忘れてはいけないのが、リーディングの最後の数問が一番難しいということです。まあ英文の難易度が高いという意味ではなくて、読む題材が3つあってそれを全部読んでから設問があるという意味で、大変なのです。それを残り数分で仕上げるのは大変ですから、とにかく序盤の簡単な問題をノンビリと解いている暇はないと自覚して、ほとんど全速力で駆け抜けるようなつもりで解き続ける必要があります。そしてできるだけ最後に時間が残るようにしないといけません。まあ、自分はできなかったのですが。ここ最近TOEIC2回受験して2回とも最後時間切れですから、根本的に速く読む、ポイントを素早く掴むという訓練が日常できてないといけないなと思いました。

リスニングに関しても、非常に簡単な問題と、多少ややこしいストーリーの問題とが混じっていて、広い範囲にわたって英語力を評価できるように織り交ぜているのがわかります。自分は、4問くらいは、問題文を聞いてアレレ?となって選択肢を自信を持って選べないものがありました。今回もリスニングはいくつか落としそうです。