宮内庁が入学予定大学院に「小室圭さんは眞子さまの婚約者ではない」と抗議

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眞子さまが結婚する相手が小室圭さんという報道を目にして以来、本当にこの人で大丈夫なの?眞子さまに相応しいといえるの?という疑問が日本中に渦巻いて大騒動になっています。借金を抱えているとか、まだ学生であるとか、とにかく不安材料が噴出したわけです。

小室圭さん、フォーダム大学ロースクールへの留学を決める

宮内庁は婚約をご破算にしたいのかとおもっていた矢先、小室さんはアメリカ留学というニュースが流れ、留学先の大学も眞子さんの婚約者である小室さんを受け入れることになったと歓迎ムードのニュース記事を大学の公式サイト上に掲載していました。

Kei Komuro, fiance of Princess Mako of Japan, to attend Fordham Law (JULY 5, 2018 LAW SCHOOL NEWS)
Kei Komuro, a paralegal at the Okuno & Partners law firm in Japan who is engaged to be married to Japan’s Princess Mako, will attend Fordham Law School starting in August.

眞子さんの結婚問題にやきもきしていた自分としては、えーっ!婚約者って呼んじゃうの?とびっくりしてしまいました。

be engaged to be married to ~  という表現は、「~さんと婚約している」という意味になります。

フォーダム大学の発表を受けて、共同通信やジャパンタイムズは、眞子様の婚約者小室圭氏がアメリカへ留学という記事を出しました。

Princess Mako’s fiance Kei Komuro to study at New York law school from August (Japan Times JUL 6, 2018)

Japan Princess Mako’s fiance to study in U.S. from summer (KYODO NEWS – Jul 6, 2018 – 08:43)

えーっ、フィアンセって大々的に報道しちゃっていいの?とかなりやきもきしました。

 

小室圭さんは婚約者ではないとニューヨークタイムズ紙が記事に

ところが、女性セブン2018年8月9日号を紹介したネット記事によれば、宮内庁はフォーダム大学に対して、『納采の儀』を行なっていないので小室さんは眞子さまの婚約者ではないとい抗議したそうで、その顛末がニューヨークタイムズ紙に掲載されたとのこと。ニューヨークタイムズの記事の見出しは、

He’s Supposed to Marry a Japanese Princess. Just Don’t Call Him Her Fiancé. (By Motoko Rich
July 20, 2018)

「彼は日本のプリンセスと結婚することになっている。婚約者とは呼ばないで。」というものです。

be supposed to ~ 〔義務・規則・取り決め・約束・任務などにより〕~することになっている (alc.co.jp)

という意味です。ちなみにこの記事では He’s supposed to とアポストロフィーを用いた省略形で書いてあるため、He is supposed to なのかHe was supposed toなのかがわかりません。自分は見出しをみて、過去形だと受け取ったため、ちょっと驚きました。過去形だとしたら、~することになっていたけど、もはやそうではないというかなり否定的な意味になります。記事を読み進めても、自分の疑問は解消しませんでした。意図的に曖昧な表現を使ったのでしょうか?

日本の世論をツイートを紹介することにより紹介

ニューヨークタイムズの記事はさらに過激なツイートを紹介しています。

On Twitter, @momimojiko suggested that Mr. Komuro had used his connection to Princess Mako to gain admission and a scholarship from Fordham and its prestigious law school.

“He will betray us again and again in the future,” @momimojiko wrote. “The engagement should be canceled immediately, like tomorrow.”

(https://www.nytimes.com/2018/07/20/world/asia/princess-mako-fiance-fordham.html)

この原文は女性セブンで紹介されていて、

《小室圭は秋篠宮家にも宮内庁にも言わず勝手に留学を決め、「プリンセスのフィアンセ」と売り込み奨学金を勝ち取った。こいつはこの先何度も裏切るはず。即刻、明日にでも破談にすべき!!》(msn.com 2018/07/27 07:00

本人が記事掲載に関してもコメントしています。

確かに記事の英語を読むと、本人の意図とずれていますね。

ニューヨークタイムズは、さらに別の過激なツイートも紹介しています。

Another Twitter user, @marimo555555, addressed the princess directly. “Mako, why don’t you drop him quickly? Wake up. Rather than waiting for him for three years, it’s better to split up from him and ask your mother to introduce you to a good man.”

これの元ツイートは、

無数にあるツイートの中から何を選ぶかは記者の判断に委ねられているわけですから、ここで紹介するツイートの過激度は記事の全体のメッセージを決める大きな要因になります。

 

眞子さまと小室圭さん 若いカップルの行く末はいかに?

うーむ、破談にもっていきたい宮内庁、それを全力で援護するニューヨークタイムズ誌という構図に自分には見えたのですが、記事を最後まで読みすすめると、いろいろな両方の意見を紹介してバランス良くまとめていました。この記事の最後の文は、

In one hint that the princess may be preparing for a long-distance relationship, the Imperial Household Agency’s schedule of her trip this week to Brazil showed a stopover on the way home — in New York.

と、余韻を残して結んでいます。

本人が本当に幸せになれる人と結婚するのであれば、誰であっても、他人が口を挟む余地などないんですけどね。

 

英字新聞を読むために知っておきたい英単語

  1. matriculate【自動】〔大学に〕入学する
  2. curdle【自動】 凝固する; 腐る
  3. on the rocks〔船が〕座礁して 〔状況などが〕破綻しそうで
  4. ruffle【他動】〔水面を〕波立たせる;動揺させる、いら立たせる
  5. betrothal【名】婚約
  6. nudge someone to do〔~するよう(人)を〕説得する
  7. pry【自動】詮索する【名】詮索
  8. be swift to ~ ~するのが速い
  9. jeopardy【名】危機
  10. abdication【名】〔王などの〕退位
  11. commoner【名】〔皇族に対して〕一般人、平民
  12. relentless【形】容赦ない、過酷な、絶え間なく続く、執拗な
  13. unflattering【形】お世辞のない、こびない
  14. mongering【名】商売にすること、利用すること【用法】通例複合語として用いられる。  the scandal-mongering tabloid press
  15. whiff【名】かすかな匂い 〔ひとときの〕そよ風、〔息などの〕ひと吹き
  16. swoony【形】魅力的な
  17. soft power ソフト・パワー(軍事力でなく)共感などを背景に他国を味方に付ける国の力
  18. deluge【名】大洪水、〔殺到する〕大量の~ a deluge of tourists
  19. consign【他動】〔人や動物などの世話を人に〕, 委ねる〔不快な状況に人や物を〕追いやる