投稿者「Japanese」のアーカイブ

英語ビジネスメールの書き出し部分、締めの言葉で使える英文

自分が過去にやり取りしたメールから、ビジネスメールの典型的なパターンを紹介したいと思います。

客から受けた見積り依頼に答えるメールの文章

ファーストネームを使うのは、初回ではなく1度メールでやり取りをしていて、ちょっと親しみを出したいときです。

Hello 相手のファーストネーム,

Thanks for your new inquiry. (お問い合わせ頂きありがとうございます)Please find our quote attached for your consideration. (見積書を添付しましたのでご検討ください)[ここにさらに内容を説明する文章]

Please let me know if you have any questions.(何か質問があればお聞かせください)

Best Regards,(どうぞ宜しくお願い申し上げます)

自分のファーストネーム

上の文のThanksはかなり砕けた言い方です。Thank you というのが丁寧な言い方。まあ、上のメールの例文はあまり参考にならないかもしれません。意図的に砕けたいときの参考にしかなりません。日本語のビジネスメールもそうですが、どのくらい敬語の程度にするかは信頼関係を構築する上で非常に大事だと思います。初回はできるだけ丁寧にするというのは、同じ。アメリカ人の方がビジネスメールでも砕ける印象があります。ヨーロッパの方が、もう少し崩さないかな。

別のメールを紹介

初めてコンタクトをとるときのメール

初めて誰かにメールを出すときは、最初に自己紹介をしたほうがよいと思います。その感覚は日本語でも英語でも同じでしょう。

Dear Mr. 名 姓,

I am  [名 姓], an [役職] from a [会社(どんな会社か)], contacting you with the reference from [連絡先を知った先].

[本文の内容]

I will be waiting to hear from you.(ご連絡をお待ちしております。)

Best Regards,(どうぞ宜しくお願い申し上げます)
[名 姓]

親しみを込めた言い方

Dear [相手のファーストネーム],

から始めるのが、親愛の情+親しみが感じられて自分は一番好きです。もちろん初対面の見ず知らずの人には使えませんが、一往復して2回目くらいからはこれもありではないでしょうか。打ち解けるかどうかは相手の出方、相手と自分との関係にもよりますので、一概にどうとはいえません。砕けすぎるのは失礼ですので、できるだけ保守的な態度で臨むのが無難です。

締めは、

Best regards,

が一番無難で一番普通です。少し親しみを込めた言い方だと、

Best wishes,

あるいは単に、

Best,

です。Best regards,はビジネス用語なので友達に対して使うと今度はよそよそしくて不自然に響くと思います。親しければBest, です。

英語での住所の書き方~日本語とは順序がちょうど逆!

海外とEメールのやりとりをするときに自分の住所を伝える必要が生じることがあります。そんなときに、正しく住所を伝えないと、特に何かものを送ってもらうときには正しく配達されない恐れがあります。英語での住所の書き方をおさえておきましょう。以下、アメリカの場合です。

日本語の場合、

県、市、番地の順ですが、英語では逆順に書きます。例えば東京大学の住所は

〒113-8654 東京都文京区本郷7丁目3−1

ですが英語で書くと、

7-3-1 Hongo , Bunkyo-ku, Tokyo 113-8654, Japan

となります。郵便番号は都道府県の後に続けて、国名の前に書きます。カンマの使い方にもご注意ください。行を分ける場合にはカンマは不要になります。

7-3-1 Hongo , Bunkyo-ku

Tokyo 113-8654, Japan

 

 

 

 

“What do I mean by that?”「どういうことかというと」

人に何か説明していて、あとから補足説明をする必要があるときによく使われる英語表現が、

“What do I mean by that?”

です。それはどういうことかというと、」と前置きして、さらにわかりやすい説明を加えます。つまり、その前に一見わかりにくい表現を相手に与えておくわけです。

発音を確かめる⇒”What do I mean by that?“(Youglish.com 312件)

「またいつかお会いできるといいですね。」”I hope our paths will cross again.”

おそらくもう会うことはそうそうない人と別れるときの、別れ際の挨拶で使える表現が、

”I hope our paths will cross again.”「またいつかお会いできるといいですね。」

発音を聴く→”And I hope our paths will cross again.” (Youglish.com)

なかなかおしゃれな表現だと思います。サヨナラを言うときの余韻が感じられます。結構、頻出表現だと思います。

The Holiday 映画 のトランスクリプト(セリフ)

http://koestianto-theholidaymoviescript.blogspot.com/2011/12/holiday-movie-script.html

Arthur: l came to Hollywood over 60 years ago……and immediately fell in love with motion pictures. And it’s a love affair that’s lasted a lifetime. When l first arrived in Tinseltown……there were no cineplexes or multiplexes. No such thing as a Blockbuster or DVD. l was here before conglomerates owned the studios. Before pictures had special effects teams. And definitely before box office results were reported……like baseball scores on the nightly news.

ブロックバスター(Blockbuster)は、かつて全米にあったレンタルビデオのチェーン店です。日本でいうTSUTAYAみたいな存在。ネットフリックスの台頭により時流に乗り遅れて潰れました。

blockbusterは、通常の単語の意味は、映画や本、商品などが大ヒットすることです。上のセリフの a Blockbusterは、もちろん「(レンタルビデオ屋の)ブロックバスターのお店」ということになります。

I have had dinner. と I had dinner. ご飯たべたの違い

晩ご飯食べに行かない?

と誘われたときに、もう晩ご飯食べた。と答えたいときがあります。

英語では

I have had dinner. と

I had dinner.

の2通りがあり得ますが、意味はどう違うのでしょうか?

完了形は、食べたという過去から現在までがつながっているニュアンス、つまり、食べたところ、食べたばっかり、という意味になります。

I had dinner.は過去形ですから、食べたという中立的な意味しかありません。英語の過去形は1分前でも1年前でも過去形は過去形です。晩御飯の話をしているときは、昨日の晩御飯の話には意味的にならないので、今日のいつかに食べたということになります。

年賀状は英語でnew year’s card あいさつ文はA happy new yearか、Happy new yearか

クリスマスカードならChristmas cardj、年賀状は英語でnew year’s cardとなります。明けましておめでとう!はHappy New Year!

学校英語を学んだ子供の頃はよくわからずに不定冠詞のaがつくのが英語として正しいのではないかと思って、A Happy New Year!と書いたこともあります。こっちの方が文法的に正しいんだぜ!と内心、優越感を感じていたのですが、実は、さらに英語を勉強したら、こういうあいさつ文でaをつけるのが不自然とわかりました。残念!

なし⇒あり⇒なし と英語が上達するにつれて、変わってきたというわけです。

英語って本当に難しい。

“too little, too late”の意味は?「不十分だし、遅すぎる」

”Too little, too late.”という英語表現を最近よく耳にしますが、その意味は?「不十分だし、遅すぎる」ということです。いつも通りYouglish.comで、ニュアンスを感じとりましょう。117件もヒットしました。

https://youglish.com/pronounce/%22too%20little%20too%20late%22/english?

英語プレゼンの始め方、挨拶、スライドのつなぎ方:使える英文フレーズをYouGlish.comで学ぶ

YouGlishは英語を学ぶ最高のサイトだと思います。英語でプレゼンテーションをしなければならなくなった人の助けになるように、英語のプレゼンで使えるフレーズを耳で聞いて発音練習ができるようにまとめてみます。カッコ内の数字は検索してヒットした件数。

ご紹介を頂きどうもありがとうございます

Thank you, 名前, for your kind introduction. (56)

Thank you, John, for the kind introduction. (2)

挨拶

Good morning everyone. (1399)

Good afternoon everyone. (1408)

マイクの音量を確かめる英語表現

Can everyone hear me? Yes?/O.k.?    All right. /O.k. (155)

Can everybody hear me? No? How is that? Good. (155)

感謝の気持ちを述べる英語表現

招請講演であれば、招いてくれたオーガナイザーなどにまずは礼を述べることが多いようです。

First of all, I’d like to thank … (120)

Thank you for inviting me to be here today (11)

Thank you (very/so much) for inviting me to talk about … (8)

ここでお話できることは光栄です/うれしい/感謝している

I’m honored to be here. (196)

I’m delighted to be here. (270)

I’m very pleased to be here … (123)

I’m grateful to be here. (26)

I’m excited to be here to talk about … (18)

I’m pleased to be here to talk about … (8)

スモールトーク

本題に入る前に軽く、講演場所(都市)や研究所に来るのが初めてか何回目かなどを話すことが多いと思います。

This is my first visit to 場所 (36)

This is my second visit (8)

This is my third visit (8)

glad to see old friends (2)

今日/これからお話しすることは

talkを用いた表現

What I’m going to talk about is … (68)

Today what I’m going to talk about is … (2)

tellを用いた表現

What I’ll be telling you about is … (2)

convinceを用いた表現

try to convince you (312)

I’m going to try to convince you (39)

I’m going to convince you … (11)

講演のアウトラインの説明

outline of this talk (30)

時間配分の予告

I’ll spend time on the … (24)

背景説明

give you some background information (8)

I’ll give you an overview (35)

本題に入る前に何か述べたいとき

Before we get into … (1832)

リーサーチクエスチョンの提示

The question we addressed is

実験の説明

仮説やアイデア、予想について話したあと、それをどういう実験により示したかを言うときの英語表現です。

We tested this by … (21)

方法の説明をする前置き

So, how do we do that? (165)

驚きの実験結果を伝える言い方

What was surprising to us was that …

次のスライドへ移るときに言い回し

In the slide slide I’ll show you … (34)

後でまたこの事に触れることの予告

I’ll get back to this … (79)

時間が残っていない

We are running out of time (144)

トークの締めの言葉

Thank you all for listening. (200)

質問を歓迎いたします

I’d happy to take questions. (142)

 

”目的”は英語でpurposeなのか?objective, aimなどとの違いは?

ほとんどの人にとって、「目的」を意味する英単語はpurposeと学校の英語で習ったのではないでしょうか。ところが大人になっていろいろな英語に接するうちに、目的を意味する単語としてpurpose以外の言葉が使われていることを目にするようになります。アカデミックな文章だと、研究の目的といえばpurposeよりもobjectiveが使われるように思います。研究計画を具体的に書く場面ではaimという単語もよく見ます。

purpose, objective, aim, goalの違い

そうなると、purpose, objective, aimなどは一体どうやって使い分けられているのかという疑問が湧きます。ネットの解説記事を探してみますと:

purpose: what you want to achieve when you do something

aim: something you hope to achieve by doing something

objective: the specific thing that you are trying to achieve – used especially about things that have been officially discussed

(引用元:https://english.stackexchange.com/questions/188858/difference-between-purpose-aim-target-goal-objective-and-ambitio

上の説明は自分にはしっくりきました。ただし、説明文の方の微妙な差異が感じられない人にとってはやはりわからないままかもしれません。別の説明を見てみます。

Goal is something which we strive to achieve.
Purpose is something that influences goal. Purpose is the reason for achieving the goal.
Objective is the specific action which one try to achieve as a short term plan.

(引用元:https://www.quora.com/Whats-the-difference-between-goal-purpose-and-objective

”目的”の類義語でgoalまで出てきましたが、この説明も分かりやすいです。この理解で例文をつくってみるならば、

自分の人生のgoalは金持ちになることで、自分の人生のpurposeは人の役に立つこと。自分がブログをやっているobjectiveは副収入を得ること。

とでもなりましょうか。上の内容は本心とは無関係で、当てはまりそうなことを考えただけです。

別の品詞の意味からの理解

objectiveは形容詞もありますし、aimは動詞もあります。これらの意味が、”目的”の意味合いの違いを考えるヒントになるのではないかと思いました。

 

Example- The program will aim at deepening understanding.

Objective is of a person or their judgement not influenced by personal feelings or opinions

(引用元:https://www.quora.com/What-is-the-difference-between-goal-aim-objective-and-vision)

上の例文を読めば、aim: something you hope to achieve by doing something という先の説明とぴったり合います。objectiveは形容詞だと「客観的な」という意味ですが、そう考えれば、objective: the specific thing that you are trying to achieve – used especially about things that have been officially discussed という先の説明が納得できます。objective(目的)には主観や、感情などが入っていないんですね。aimには、何かをやることによって目的を達成する場合に使われるようです。

aimが適しているかどうか悩んだときは、aim of 名詞 を、名詞 aim at ~ のように書き換えられるかどうかが一つの手がかりになると思います。

 

purpose と objective の互換性

しかしYouGlish.comで”the purpose of the“と検索して使用例を見ていると、objectiveが使える場面でpurposeも使われていることがわかります。

YougLish.comで例文を学ぶ

Youglish.comを聴く限り、purposeとobjectiveはどちらを使っても意味に差がないケースがあるようです。

  1. the aims of the …” 54件
  2. the aim of the …” 195件
  3. the goal of the …” 977件
  4. the objectives of our …” 10件
  5. the objective of the …” 130件
  6. the objectives of the …” 110件
  7. the purpose of the …” 1682件
  8. the purposes of the …” 202件