菊(きく)は英語でchrysanthemumですが、スペルだけみてもどう発音するのかがわかりにくいと思います。あえてカタカナで書くなら、クリサァンサマムでしょうか。Youglish.comで発音を確かめてみましょう。
chrysanthemum (Youglish.com)
菊(きく)は英語でchrysanthemumですが、スペルだけみてもどう発音するのかがわかりにくいと思います。あえてカタカナで書くなら、クリサァンサマムでしょうか。Youglish.comで発音を確かめてみましょう。
chrysanthemum (Youglish.com)
高校の化学で元素票の最初の部分を暗記させられました。
H He Li Be B C N O F Ne
Na Mag Al Si P S Cl Ar
K Ca
を水平リーベ僕の舟、七曲シップス クラークか
だったと思います。意味があるようで意味をなしていないような変な語呂合わせでした
予備校の物理の先生は水素のことをいつもハイドロジェンと呼んでいました。英語っぽく発音するだけで、なんだかかっこよく聞こえたものです。
さて、知っているようで知らない元素の英語をおさらいしておきます。いつも通り、発音が確認できるようにYouglish.comへのリンクを埋め込んでおきます。カタカナで英語の発音を表すのは無謀なのですが、一応自分にはこんな風に聞こえるという音をカタカナで記してみます。
水素 H hydrogen ハイドロジェン
ヘリウム He helium ヒーリウム
リチウム Li lithium
ベリリウム Be beryllium
ホウ素 B boron
炭素 C carbon
窒素 N nitrogen
酸素 O oxygen オーキシジェン
フッ素 F fluorine
ネオン Ne neon ニオン
ナトリウム Na sodium
マグネシウム Mg magnesium
アルミニウム Al alminum
ケイ素 Si silicon
リン P phosphorus
硫黄 S sulfur
塩素 Cl chlorine
アルゴン Ar argon
カリウム K potassium
カルシウム Ca calcium
改まった席で、「この場を借りてをみなさんにお礼を言いたい。」などと謝辞を述べることがあります。これを英語でいう場合は、I’d like to take this opportunity to ~ という言い方ができます。
英語で午前の時刻を指すときに後にamをつけます。午後なら、pmですね。当たり前すぎて何の疑問も持たなくなっていましたが、amやpmは何の略なのでしょうか。
これはラテン語でante meridianと post meridianのことです。わかりやすく英語でいえばbefore noonとafter noonです。meridianは正午という意味。postは、日本語でもポスト菅(菅首相の後の後任人事)など普通に使われていますのでお馴染みのことでしょう。anteは前という意味。antiアンチと混同しないようにしましょう。
医学に詳しい人なら、anterior(前側の)、posterior(後ろ側の)という言葉を解剖学でよく使うのでご存じだと思います。
「何度も何度も」は英語で”over and over again”と言います。Youglish.comで実際の発音を聴いてみましょう。
何度も何度も ”over and over again” (Youglish.com) 10529件
何度も何度も繰り返した “repeated over and over again” (Youglish.com) 106件
何度も何度も言われた “was/have been/ told over and over again” (41件)
科学英作文ではutilizeが多用されます。特に日本人はutilizeが大好きな印象があります。しかし、utilizeの意味はuseなので、わざわざutilizeと言わなくてもuseで十分ではないのか?という疑問が湧きます。実際のところ、両者はどう使いわければいいのでしょうか?
Grammer Girlが解説してくれていましたので引用します。
The word “utilize” often appears “in contexts in which a strategy is put to practical advantage or a chemical or nutrient is being taken up and used effectively” (9).
https://www.quickanddirtytips.com/education/grammar/use-versus-utilize?page=1
use は「使用する」ですが、utilizeは「使用する」という文脈よりもむしろ「利用する」というときに使うと効果的なようです。例文も紹介されていました。
“If a diet contains too much phosphorus, calcium is not utilized efficiently” (9).
確かに上の文だと、useを使うわけにはいかないようです。
6時を英語で6 o’clockということは中学で習うと思います。特に何の疑問も持たずにそのまま大人になったのですが、たまたまグラマーガールズのポッドキャストを聴いていたら、o’clockはof the clockの省略形だと説明していました。
Run-of-the-mill contractions you’ll encounter in everyday reading or speaking include “I’m,” for “I am”; “she’ll,” for “she will”; and “o’clock,” for “of the clock.”
https://www.quickanddirtytips.com/education/grammar/troublesome-contractions-eg-idve
今まで何の疑問も抱かずに使っていました。
英検一級というのは、子供時代には英語がペラペラの達人の証だと思っていました。実際に自分が取ってみると、一定の英語力を担保するものという以上でも以下でもないなというのが実感です。英語がペラペラでなくても英検一級は取れます。ただし入念な準備は必要です。自分の場合は、中学3年のときに英検4級を受けて、あとは大人になってアメリカに住んで帰国後数年してから英検1級を受けました。自分がやった準備は、ジャパンタイムズの英検一級受験者のための単語帳をやったのと、2次試験のスピーチ対策で過去問をやったくらいです。あまり戦略的に一級を取りにいったわけでもないのですが、自分なりのアドバイスを書いてみたいと思います。
英検一級と言っても、合格点には大きな幅があります。合格最低点を取ればよいのですが、英検一級は所詮通過点に過ぎないので、英検一級の最低合格点を目指した勉強は全く勧めません。合格した自分が言うのもなんですが、合格したからといって仕事に使える流暢さは全くありません。やはりビジネスができるレベルを目指す通過点で、ついでに英検一級を取っておくくらいの感覚でいたほうがよいです。
英検の一次試験の最初の問題はとにかく多量の単語問題です。これはもう単語帳形式の書籍をやるのが早道。自分が使ったのは、
出る順で最短合格! 英検1級単熟語 EX 2014/5/26 ジャパンタイムズ
です。
もっと新しい語彙の本としては、
出る順で最短合格! 英検®1級 語彙問題完全制覇[改訂版] (英検最短合格シリーズ) 2019/8/30 ジャパンタイムズ出版
というのもあります。ジャパンタイムズの本は音声をウェブサイトからダウンロードできるので、これをMP3プレーヤーに入れて通勤中に聴くとか、車を運転しているときに聴くなどしました。
英検1級の単語はかなり難しいです。大学入試でいえば難関大学に出題される英単語よりも段違いに難しいと思います。英検1級の語彙はほとんどオーバーラップしていないため、受験勉強の貯金は全く役に立ちません。あまりにも難しいため自分は全然一冊やり遂げるところまでいきませんでした。直前の3日間くらいで数ページを繰り返した程度です。この本のいいところは出る順なので、最初の数ページをやるだけでも実際に、勉強した単語がいくつも出題されてしっかり得点できました。満点を取らなくても合格できますから、気楽にやってください。
スピーキングとその後の質疑応答はしっかりと準備する必要があります。受験会場の雰囲気は独特で結構緊張感がありました。特に、次の番を待つ間廊下で待っているのですが、教室の中で前の人が話している声が多少聞こえます。言葉もところどころ聞こえるくらいに聞こえていました。教室が複数あるところだったので、あちこちから試験でスピーキングをやっている声が聞こえましたが、みんな非常にしっかりと準備をしてきているなあと思いました。みんなよどみなくすらすらとしゃべっていました。あれくらいスムーズにしゃべっていればおそらくみんな合格しているんじゃないでしょうか。自分は完全にアドリブでやりました。構成という構成もなし。それでも合格したので、必ずしも型をつくって型通りにしゃべらなくてもいいということがわかりました。要はコミュニケーションがちゃんととれたかどうかだと思います。自分はたまたま仕事で普段考えているようなテーマが出たのでそれを選んでしゃべりましたから、雑談する感じで押せましたが、これは人には勧められません。
お勧めの対策は、自分が選ぶテーマをある程度絞って、過去問や予想問題に対するスピーチ原稿をきっちりと書き上げてそれを完全に暗記して、あたかも即興でしゃべっているかのようにしゃべれるまで練習することです。もちろん、予想される質問も考えてそれに対する答えも用意しておきます。当日、自分の予想問題通りのテーマが出ることはあまり期待できませんが、似たテーマがあればそれまでの準備が役に立つはずです。テクノロジーとか教育とか2つくらい自分が興味を持って考えが纏められそうな分野を選んで、それぞれ5個くらいテーマを決めてスピーチをつくれば、当日当たらずとも遠からずのテーマがあることでしょう。過去問を見ると、似たような問題、場合によってはほとんど同じ問題が、繰り返し出題されていますので、英検1級の2次試験のスピーキングは十分、対応可能です。
自分が過去にやり取りしたメールから、ビジネスメールの典型的なパターンを紹介したいと思います。
ファーストネームを使うのは、初回ではなく1度メールでやり取りをしていて、ちょっと親しみを出したいときです。
Hello 相手のファーストネーム,
Thanks for your new inquiry. (お問い合わせ頂きありがとうございます)Please find our quote attached for your consideration. (見積書を添付しましたのでご検討ください)[ここにさらに内容を説明する文章]
Please let me know if you have any questions.(何か質問があればお聞かせください)
Best Regards,(どうぞ宜しくお願い申し上げます)
自分のファーストネーム
上の文のThanksはかなり砕けた言い方です。Thank you というのが丁寧な言い方。まあ、上のメールの例文はあまり参考にならないかもしれません。意図的に砕けたいときの参考にしかなりません。日本語のビジネスメールもそうですが、どのくらい敬語の程度にするかは信頼関係を構築する上で非常に大事だと思います。初回はできるだけ丁寧にするというのは、同じ。アメリカ人の方がビジネスメールでも砕ける印象があります。ヨーロッパの方が、もう少し崩さないかな。
別のメールを紹介
初めて誰かにメールを出すときは、最初に自己紹介をしたほうがよいと思います。その感覚は日本語でも英語でも同じでしょう。
Dear Mr. 名 姓,
I am [名 姓], an [役職] from a [会社(どんな会社か)], contacting you with the reference from [連絡先を知った先].
[本文の内容]
I will be waiting to hear from you.(ご連絡をお待ちしております。)
Best Regards,(どうぞ宜しくお願い申し上げます)
[名 姓]
Dear [相手のファーストネーム],
から始めるのが、親愛の情+親しみが感じられて自分は一番好きです。もちろん初対面の見ず知らずの人には使えませんが、一往復して2回目くらいからはこれもありではないでしょうか。打ち解けるかどうかは相手の出方、相手と自分との関係にもよりますので、一概にどうとはいえません。砕けすぎるのは失礼ですので、できるだけ保守的な態度で臨むのが無難です。
締めは、
Best regards,
が一番無難で一番普通です。少し親しみを込めた言い方だと、
Best wishes,
あるいは単に、
Best,
です。Best regards,はビジネス用語なので友達に対して使うと今度はよそよそしくて不自然に響くと思います。親しければBest, です。
海外とEメールのやりとりをするときに自分の住所を伝える必要が生じることがあります。そんなときに、正しく住所を伝えないと、特に何かものを送ってもらうときには正しく配達されない恐れがあります。英語での住所の書き方をおさえておきましょう。以下、アメリカの場合です。
日本語の場合、
県、市、番地の順ですが、英語では逆順に書きます。例えば東京大学の住所は
〒113-8654 東京都文京区本郷7丁目3−1
ですが英語で書くと、
7-3-1 Hongo , Bunkyo-ku, Tokyo 113-8654, Japan
となります。郵便番号は都道府県の後に続けて、国名の前に書きます。カンマの使い方にもご注意ください。行を分ける場合にはカンマは不要になります。
7-3-1 Hongo , Bunkyo-ku
Tokyo 113-8654, Japan