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「質問に対する答え」は英語でanswer to question かanswer for questionか

質問に対する答えを英語でいう場合、my answer to your question のように前置詞toを使うことが一般的です。しかしforを使う場合もあるような気がするなぁと思い、違いがあるとすれば何なのか気になりました。

人から質問されたことに対して答えがある場合には、

“I have an answer to your question.”

のようにtoを使います。for が使われる文例を探してみました。

Huffington Postの記事の中に、

The USDA hotline has answers for your questions on food safety.

という言い方がありました。この場合はquestionがまだ具体性がなくそういう漠然とした状況においてはforが使われるようです。

ChatGPTに確認してみました。

In the example you provided from the Huffington Post, “The USDA hotline has answers for your questions on food safety,” the use of “for” is correct in this context. While “to” is often used when talking about providing responses directly to questions, in some cases, “for” can be used to indicate that the answers are available in relation to the questions.

In this specific sentence, the USDA hotline is described as having answers that are related to or concerning your questions on food safety. The use of “for” here implies a broader sense of providing information or addressing questions in the context of the topic rather than directly responding to each individual question.

So, in summary, the Huffington Post example is grammatically correct, and the use of “for” in that context is appropriate to convey the idea that the answers are available in connection with the questions on food safety.

自分の考えと同じ内容が返ってきたので、多分これで間違いないと思います。ChatGPTはときどきトンデモないデタラメを平気な顔をして言ってくるので、判断するのはやはり自分でないといけません。鵜呑みにはできません。

Youtube で”answers for questions”を検索すると、

https://www.youtube.com/results?search_query=%22answers+for+questions%22

多数ヒットします。とくに、学校の勉強で「問題に対する解答」というときに”Answers for questions”という表現がよく使われるようです。

Previously on 「ドラマ名」 前回のあらすじ

ドラマが始まるとき、冒頭で、前回は~と始まることが多いですが、そのときの前置詞は on です。in ではないんですね。

Previously on Titansgrave,

Previously on The Most Popular Girls in School, … 

Previously on Acquisitions Incorporated, …

Previously on “Cooking withAngus.”

Previously on Sam and Harry in the Kitchen,

Previously on Nerdist News,

Previously on RuneScape

Previously on the Road Nomad,

Previously on Lend Us a Ride Australia,

Previously on Pioneer One

in the afternoon 今日の午後に on Wednesday afternoon 水曜の午後に

youglish.com

youglish.comは、発音を学ぶのに最高のウェブツールだと思います。フレーズを入力すると、そのフレーズがでてくるYOUTUBE動画を視聴できます。

 

「午後に」は、 in the afternoon と前置詞はin です.

in the afternoon

https://youglish.com/search/in%20the%20afternoon/all?

 

しかし、曜日が加わると on を使います。

on Monday afternoon

https://youglish.com/search/on%20Monday%20afternoon/all?

on Tuesday afternoon

https://youglish.com/search/on%20Tuesday%20%20afternoon/all?

on Wednesday afternoon

https://youglish.com/search/on%20this%20wednesday%20afternoon/all?

on Thurday afternoon

https://youglish.com/search/on%20thursday%20afternoon/all?

on Friday afternoon

https://youglish.com/search/on%20Friday%20afternoon/all?

on Saturday afternoon

https://youglish.com/search/on%20Saturday%20afternoon/all?

on Sunday afternoon

https://youglish.com/search/on%20Sunday%20afternoon/all?

 

 

 

「私の家で」と英語でいうときat my houseかin my houseかat my homeか

inとatの使い分け

掲示板に投稿された質問と回答In my house or at my house (italki.com)を見ると、”at my house” でも “in my house” でもat home.でも at my homeでも文法的、語法的には問題ないようです。ただし意味が若干ちがうようで、inはあくまで「内部」を指すので、in my houseといった場合には、部屋の中にいるという意味であって、庭先に出ている場合に使うのはおかしいようです。I am at my home. というとmyが強調されて聞こえます。通常なら、I am at home.で十分。

houseとhomeの使い分け

houseは「家という建物」を指します。homeはもっと抽象的な意味での「家」、「うち」。

 

参考サイト

  1. 英語でin my homeという言い方は 2013/10/1119:39:54 YAHOO!JAPAN知恵袋
  2. In my house or at my house (italki.com)

「~の病気、原因で死ぬ」はdie of ~か、die from ~か

受験英語では病気で死ぬは、die of 病気 と覚えたのですが、実際には、fromもよく使われるようです。語学学習サイトのフォーラムでも議論されていて、それによれば、直接的な死因の場合にはOF、間接的なときはFROMなどと答えている人がいます。タバコの吸いすぎで死んだ場合は、直接的な死因ではないので、He died from smoking.というわけです。ガンで死ぬ場合は、die of cancer , die from cancerのどちらもアリのようです。

to die of some direct cause – cancer
to die from something indirect like drinking caustic soda or illness
You can also die by (“Die from cancer” vs. “die of cancer” stackexchange.com)

言葉ですから、ニュアンスがまったく同じということはないでしょう。

http://www.english-test.net/forum/ftopic7051.html のサイトでも用例が羅列してあります。

 

at? on? in? by? 乗り物、場所、時間を表現するときの正しい前置詞の選び方

この動画はたった10分で、乗り物、場所、時間と組み合わせるときの前置詞の基本的な選び方、使い方を説明しています。音声も明瞭で、説明も無駄がなく内容が濃くて、手っ取り早く前置詞の使い方が学べます。

1:13~ 乗り物を表現するときの前置詞の選び方
5:07~ 場所を表現するときの前置詞の選びかた
7:49~ 時間を表現するときの前置詞の選びかた
10:15~ やったことの復習の時間

ジェームズ(James)さんは、EngVid.comで教えている講師陣の中の一人です。

前置詞ofの意味、イメージとは?

前置詞の中でも特に意味が多様でつかみどころがないのがOFではないでしょうか?日本語の「の」に置き換えてそのままスンナリ意味が取れることも多い反面、なぜOFと思えるような使い方もありますし、このOFって?とモヤモヤすることもあります。さらに、自分が英文を書くときには、ここはOF?それともFOR?と迷うこともあれば、OF?それともFROM?と迷うこともあり、とにかく意味の多様性ゆえに悩みが増えてしまうのです。

さて、それではOFのもともとの意味は何なのでしょうか?OFは語源的にはOFFと同じと言われています。つまり、OFF(分離)の意味を第一義的な意味として捉えておくのがよいでしょう。

【例文】The desk is made of wood. その机は木製である。

木をまずイメージして、その木からそのまま材料を取り出して(分離)机にしたようなイメージです。
材料を説明するときの「~から」がOFのときとFROMを使うときの使い分けがよく出てきますので、FROMを使った例文も見てみます。

【例文】This desk is made from reclaimed wood. その机は再利用した木から作られている。

reclaimed(再生された、再利用された)というのは、例えば、もともと木造の小屋の床材としてつかわれていた木を再利用して机を作った、といった状況だと思ってください。この場合は、「床」が「机」になったので、材質の「OF}というよりも、「変化、由来」を表すFROMになったと考えられそうです。