Page top
第1問解説
ここに第1問の解説を書く。
Page topに戻る
第2問解説
ここに第2問の解説を書く。
Page topに戻る
動詞の分詞は形容詞の働きを持ちます。分詞の種類は、現在分詞と過去分詞がありますが、どちらが適切かが大学入試問題ではよく問われます。
中央大学の過去問からですが、次の問題で()に入るのは、swelling と swollen のどちらでしょうか?
Your cheek looks ().
意味は、「あなたのほっぺたが腫れて見えるよ。」という意味になります。swellは、腫れる、膨らむという自動詞です。答えは、腫れあがった状態(完了)の意味なので、swellingと現在分詞にすると今まさに膨らんでいるような意味になっておかしいので、ここでは過去分詞swollenが入ります。腫れつつある(現在分詞)のか、腫れてしまった状態なのか(過去分詞)で判断できると思います。
話がずれますが、It is interesting. と、I am interested.という2つの英文における現在分詞、過去分詞の使い分けも重要です。中学英語レベルですが。この場合、他動詞のinterest(~の興味をそそる)の動作主(モノ)と動作の対象(ヒト)との関係を理解していれば、正答できます。
自分はこれまでにいろいろな偏差値の大学の出身者の英語力を見る機会がありましたが、おおざっぱにいえば、いわゆる難関大学の卒業生の英語力はTOEIC700点を超える程度ではないかと思います。もちろん英語をめちゃくちゃ勉強した人は除外して、それ以外のフツーの人の話です。地方国立大出身者の英語力は600点台が多いと思います。そうして考えると900点というスコアは、かなりのものです。大学受験を突破した人の英語の勉強量では全然足りません。もちろん大学のレベルとは無関係になりますが、いい大学に行ったからといって安心していいレベルではないということです。900点越えにはそうそうたる覚悟が必要でしょう。自分の場合、大学受験のときに英語が得点源でその後も在学中、大学卒業後、ずっと英語を勉強し続けて、ある時受けてみたら800点台の中盤くらいしかとれませんでした。その後渡米してしばらく英語圏で暮らして日本に戻ってきて受けたら900点を超えました。別に900点を超えるのに海外に行く必要はないと思います。リスニングの勉強は十分日本で可能です。何しろ英会話教材はいくらでもありますし、YOUTUBEなどで無料で勉強できますから。
TOEICはたとえ990点の満点スコアがとれたとしても、所詮、英語学習における一つの通過点に過ぎません。日々精進あるのみです。
TOEICはビジネス英語や日常英語が主なので、語彙力が特に高くないといけないといほどではありません。英検1級の場合は、大問1が語彙を問う問題になっており、しかも、非常に難しい単語だらけなのとは対照的です。
TOEIC(L&R)は独学でハイスコアを目指せると思います。TOEIC対策本が数多くありますので。
TOEIC(L&R)ではリスニングで何問か間違えても満点のスコア(495点)が得られるようです。自分は2回受けて2回ともリスニングセクションは495点でしたが、2回ともミスりました。しかし、リーディングに関してはハイスコアを目指すならミスをできるだけ減らす必要があります。リスニング能力とリーディング能力は、重なる部分があるとはいえ、やはり別物です。それぞれをバランスよく時間配分して勉強すべきです。TOEICの出題パターンはある程度固定されているので、TOEICの出題パターンに則って作られた問題集や模擬試験に取り組むのがなんといっても早道です。
しかし人によってはTOEICのための英語の勉強をやりたくないという人がいるかもしれません。自分がそうでした。その場合、普段から例えばアメリカの新聞サイトの記事を読んだり、ニュースサイトのビデオを視聴したり、情報を英語で得ることを日常生活の一部にしてしまうことを勧めます。
コンピューターサイエンスにおいて機械学習というものがありますが、トレーニングデータをコンピュータに与えて学習をさせすぎると、トレーニングデータから出題されたときには正答能力が高いが、実際のデータを与えると正答率が落ちる、いわゆる「過学習」という現象が知られています。英語の勉強も同様で、TOEICに特化した勉強をするとTOEICではハイスコアが取れるが、実務や日常生活で要求される英語力がかならずしも身についていない恐れがあります。このような考えから、自分はTOEICの問題集にはほとんど手を出しませんでした。まあ、そのへんの考え方は人それぞれです。
TOEICのリーディングで出題される英文のレベルは、構文的にはそれほど難易度は高くありません。その点は難関大学入試問題とは異なります。TOEICのリーディングが要求するのは、平易だが情報がたくさん詰まった英文を素早く読んで、書かれている情報を抜き取る作業です。読む速さ、もっというと、英文中に散りばめられている情報を掴む速さをいかに上げるかが、ハイスコアを獲得するためのポイントになります。
自分は英語を仕事で使っており、TOEIC(L&R)のスコアは900点台ですが、仕事で必要な英文を書いたときにそれがネイティブにそのまま受け入れられるレベルかというと全然ダメです。お金を払って英文校正サービスに手直ししてもらっています。たとえTOEIC990点が取れたとしてもやはりネイティブに仕事で読ませる英文を独力で書くのは無理でしょう。TOEIC900点は、普通の日本人の英語学習者からすると雲の上のように感じるかもしれませんが、英語で仕事をするレベルではまだまだないということです。リスニングに関しても、自分はリスニングセクションのスコアが495ですが、映画を見ても英語がほとんど聞き取れません。TEDなどのゆっくりはっきり話された英語なら70~80%程度理解できているかなというレベルです。CNNなど発音が非常に明瞭なアナウンサーの英語で全く予備知識がないニュースを聞いた場合の理解力は、50~70%程度でしょう。
英検1級合格者はだいたいTOEIC900点を超えたあたりの人と実力的に重なるようです。自分も実際そのあたりにいます。ですからTOEIC900点を超えるところまで来たひとは、もし英検1級に興味があれば是非チャレンジしてみてください。十分射程距離内だと思います。ただし、傾向がかなり異なるため、英検1級合格のためにはそれなりの勉強、TOEIC対策とは異なるやり方が必要でしょう。
掲示板に投稿された質問と回答In my house or at my house (italki.com)を見ると、”at my house” でも “in my house” でもat home.でも at my homeでも文法的、語法的には問題ないようです。ただし意味が若干ちがうようで、inはあくまで「内部」を指すので、in my houseといった場合には、部屋の中にいるという意味であって、庭先に出ている場合に使うのはおかしいようです。I am at my home. というとmyが強調されて聞こえます。通常なら、I am at home.で十分。
houseは「家という建物」を指します。homeはもっと抽象的な意味での「家」、「うち」。
日本の中学英語ではmust=have toのように教えがちです。同じ意味になるようにという書き換え問題になれてしまうと、must=have toという公式が頭に叩き込まれます。が、それは間違い!
意味が全くことなることもあるのです。mustは話者の主観が入りますが、have toには客観性があります。どちらを用いても大差がないことあれば、他方を用いると意味をなさなくなることもあります。
I must go now. 行かねばなりません。(話者の意思)
I have to go now. 行かなくてはなりません。(客観的な理由がある)
If I have to spend some money to get this thing working, I am not opposed to that. (引用元:http://staging.mautic.org/forum/topic/very-slow-email-sending-speed) (状況的にそうしなければならない)
参考
Soの後に文を続けるとき、Soのあとにカンマは不要です。自分もうっかり今までつけてしまっていましたが。人に指摘されて、えっそうだっけ?と思いました。
インターネットのIは大文字で始めて、Internetと書くのは誰でも知っていますが、イーメールはどうでしょう?E-mailそれともe-mail?
いえいえ、今ではemailです。ハイフンも不要。歴史的にはe-mailが正しかったのですが、新しい単語として一般的になった結果、ハイフンが落ちたのです。英単語でよくあること。
言語に関して保守的な立場を取る人にとってはe-mailがいまだに正しいようですが。
The most important thing in life is friends.という例文を見て、is friendsって間違っていないの?と思った人がいるかもしれません。isは単数形だけど、firiendsは複数形だしなぁ、と。しかし、これで文法的にOKです。英語で動詞と単複を合わせるのは、述語ではなくて、主語です。主語thingが単数形だから、動詞も単数形でisとなります。述語は、これらに影響を受けません。
fruitは単複同形です。1個のミカンも10個のミカンも, a fruit, ten fruit.
fruitsは果物の種類が複数あるときに使います。
みかん、りんご、レモンと3種類あれば、three fruits
fish 1匹でも3匹でも。one fish, three fish
fishes コイと金魚とメダカの3種なら、three fishes
日本人の中にも英語が普通に話せる人がいます。主観で選んだ、英語ペラペラの日本人ランキング。
河野大臣は英語が実に流暢ですね。日本の政治家と言えば英語が全然できないというイメージがあったのは、もはや昔のことです。
Inside Japan No.23: Taro Kono
三島由紀夫が英語がペラペラというのは知りませんでした。どうやって学んだんでしょうか?
Yukio Mishima Speaking In English