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フレンチの巨匠ジョエル・ロブション氏が73歳で死去

ジョエル・ロブション氏の生い立ち

1945年にフランス中部で生まれたロブション氏は、15歳で料理の道を志す。29歳という若さで、パリの名門ホテルの総料理長に就任し、36歳で独立。自分のお店をオープンすると、開店からわずか3年と史上最速でミシュランの三つ星に輝く快挙を成し遂げた。(ジョエル・ロブション氏死去 日本を愛した”フレンチの神様”の素顔 めざましテレビ 2018年8月7日 火曜 午後0:10)

ジョエル・ロブションの芸術

Joël Robuchon: Living the Legend | 传奇一生

死因は膵臓ガン

Robuchon, who had been suffering with cancer, died in Geneva, Switzerland, on Monday morning. (Joël Robuchon, French celebrity chef, dies at 73 By Saskya Vandoorne and James Masters, CNN Updated 1333 GMT (2133 HKT) August 6, 2018)

 

Robuchon, whose globe-encircling operations include restaurants in New York, Montreal and Las Vegas, died in Geneva, Switzerland on Monday of cancer. He had been diagnosed with a pancreatic tumor over a year earlier. (Legendary Chef Joël Robuchon Dies at 73 PEOPLE)

参考ウェブサイト

  1. Joel Robuchon http://www.robuchon.jp/
  2. French Master Chef Joel Robuchon Dies at 73 (THE ASSOCIATED PRESS By SYLVIE CORBET and SARAH DiLORENZO 2018年8月6日 19:17 GMT+9 Updated on 2018年8月7日 2:26 GMT+9)
  3. [Obituaries] Joël Robuchon, innovative French ‘cook of the century,’ dies at 73 (The Washington Post)
  4. ‘Chef of the century’, France’s Joel Robuchon, dead at 73 (Reuters Staff AUGUST 6, 2018 / 7:10 PM)
  5. Joël Robuchon, Michelin star French chef, dies aged 73 (BBC 6 August 2018)
  6. Joël Robuchon, Michelin-starred ‘chef of the century’, dies aged 73 (The Guardian)

安河内哲也氏の英語4技能に関する主張と評判

2020年から大学入試の英語が革命的に変化するということで、安河内哲也氏が宣伝役を買っているような印象があります。その一方で、4技能重視の方針と抱き合わせで民間業者の英語試験が大学入試に導入されることになり、それに対する批判が噴出しているのが現状ではないかと思います。当然のことながら、安河内哲也氏は批判の矢面に立たされる立場でもあるわけですが、世の中の評価、評判はどのようなものなのかが気になるところです。

安河内哲也氏は大学進学予備校「東進」の講師であり、「東進」を運営する株式会社ナガセが主催者となっている「夏の教育セミナー」第5回「新学習指導要領と大学入試改革」に登壇していました。

安河内哲也氏の経歴

安河内哲也氏は、ウィキペディアによれば大学は上智大学外国語学部英語学科のご卒業で、30年にわたって予備校で教鞭をとってきたそうです。今でこそ4技能を声高にさけんでおられるのですが、講演のときの本人の弁によればご自身の授業スタイルを劇的に変えたのは、30年の講師歴の最後の5年からだそうです。

 

参考ウェブサイト

  1. 第5回 夏の教育セミナー 「新学習指導要領と大学入試改革」
  2. やればできる!安河内哲也オフィシャルブログ

 

安河内哲也氏の本

安河内哲也氏は多作で数え切れないくらいの学習参考書等を出版しています。自分は2018年3月発売の『英語4技能の勉強法をはじめからていねいに』というコミックを読みました。自分は漫画形式でだらだら説明されるほうがうっとおしいので、普通の文字で読みたかったのですが、4技能、4技能と騒がれて不安を感じている高校生にはちょうど良い本だと思います。

1~7日目(Track01~36)『CDつき 安河内哲也の55歳からペラペラ話せる英語ドリル』より

 

安河内哲也氏が勧める勉強法

『英語4技能の勉強法をはじめからていねいに』に書かれていましたが、単語を覚えるときには、読んで意味がわかれば十分なものと、しっかりと覚えて自分がしゃべるときに使えなくてはいけない基本的な単語という2つのカテゴリーに分けておくとよいというアドバイスがありました。なるほど、です。あとは、単語は例文の中で覚えましょう、とか極めてオーソドックスな教えだと思います。

安河内哲也氏の授業動画

It’s never too late to be who you might have been. (Georg Eliot) の意味と文法的な解釈

 

think o O as C
look on O as C
regard O as C
view O as C
see O as C
OをCと見なす。
SVOCのタイプの構文と同様に考えるのが便利という解説。

 

 

安河内哲也氏の英語教育に関する考え方

  1. 上智大学外国語学部英語学科 卒業生の声VOL.1 1990年卒 東進ビジネススクール・東進ハイスクール講師 安河内哲也さん
  2. 英語教育2.0 日本の教育をこう変えよ! 日本の英語教育を変えるキーマン 斉藤淳(1) orange→オランゲ…スペルは気にするな! 安河内 哲也 : 東進ビジネススクール講師 東洋経済ONLINE 2014/08/27 6:00
  3. 【前編】とにかくSpeak up! 三単現のSなんて気にするな! 上達のカギは度胸のみ!/安河内哲也さん (Rare Job English Lab 2014/06/18
  4. 「TEAP」を生み出した上智大学が先頭に立って日本の英語教育の改革を 安河内 哲也 東進ハイスクール・東進ビジネスクール講師 (YOMIURI SHIMBUN X 上智大学)

 

現在完了形、過去完了形、未来完了形は概念としては一つ

現在完了形の概念を理解するのに大変な思いをした人は、過去完了形や未来完了形が出てきたら、さらに拒否反応を起こすかもしれませんが、恐れる必要はありません。現在完了形が理解できれば、あとは、時間を表す直線上で、「現在」が過去にずれたり、未来にずれたと考えれば良いのです。ですから、現在完了を完全に理解することが第一歩です。

完了形の概念を理解するのにお勧めの参考書は、「フォレスト」です。ここで描かれている図は非常にわかりやすいです。フォレストでさらに良いのは、現在完了、過去完了、未来完了が、同じ図を繰り返し使って、わかりやすく説明している点です。「ブレークスルー総合英語」も定評のある参考書ですが、完了形の説明の部分を読んだときに、特に初めて学ぶ人にとっては「フォレスト」のほうが整然とした説明になっていると自分は思います。他の説明にもあたってみましたが、やはり「フォレスト」以上にわかりやすいものが探した限り見つかりません。

 

参考

  1. Try It(https://www.try-it.jp/chapters-3558/lessons-3595/)完了形の説明

NHKスペシャル「ニッポン“精子力”クライシス」【動画】

不妊症というと女性の責任に目がいきがちかもしれませんが、実は、不妊の原因の半分は男性にあると言われます。いわゆる男性不妊ですね。

2018年7月28日(土) 21:00〜21:49に、テレビでNHKスペシャル「ニッポン“精子力”クライシス」という番組が放送されました。

ここでは英語の勉強のために、YOUTUBE動画から同様の趣旨の番組?を紹介します。

男性不妊対策

Improving Fertility in Men with Poor Sperm Count | UCLA Urology (40:19) UCLAの医師による精子数を増やして受精能を上げる方法。男性不妊のための解決策。

How to Increase Sperm Motility fast – Male Fertility Tips(4:29)

Male Infertility Top Ten Tips To Improve Sperm Count, Sperm Mobility And Sperm Morphology(1:00)

How to increase sperm motility Male Fertility naturally (3:25)

精子力アップに効く食べ物

精子の数を増やし、元気にして、精子力をアップさせて、受精能力を高めてくれる食べ物
Top 10 Foods That Increase Your Sperm Count(2:29)

Increase Sperm Count Naturally With Fertility Nutrients From Food(4:54)

10 Super Foods That Increase Sperm Count – Male Fertility (4:36)

精子力アップに効くヨガ

精子を元気にするヨガ
HOW TO INCREASE SPERM MOTILITY BY YOGA(5:39)

How to Increase Sperm Motility by Yoga In 5 Days. (3:50)

startとbeginとの違い、使い分け

「始める」「始まる」は英語でいうとStart,Beginどちらも使えますが、どう違いがあるのでしょうか?使い分けに関して調べてみたいと思います。まずは使われ方を実際に見て、感覚的なものを養いましょう。

“Begin at the beginning,” the King said, very gravely, “and go on till you come to the end: then stop.”( Lewis Carroll, Alice in Wonderland)「始まりから始めなさい。」王はとても重々しい口調で言った。「そして終わりが来るまで続けなさい。そしたら止めなさい。」(ルイス・キャロル 『不思議の国のアリス』)

We didn’t start the fire
It was always burning
Since the world’s been turning (Billy Joel We Didn’t Start The Fireの歌詞の一節)

Starting Is Easy, Finishing Is Hard (avc.com) 始めることはたやすいが、やり終えることは難しい。

“Let’s get started!” (会議やミーティングを)「さあ、始めましょうか!」

How did our love story begin?(私たちの愛の物語はどのようにして始まったのか?)

When did you start learning English? (英語の勉強はいつから始めたの?)

同じような意味なのでどちらでも使えることも多いと思いますが、ニュアンスの差が生じることもあるようです。

  • It began to rain.
  • It started to rain.

この2文ですが、それぞれ簡単に説明しますと、「start」は降るという行為(動作?)を、第三者的にとらえ、後者である「begin」はまさにその場にいるかのような「当事者」としての立場(雨に降られる立場)。(引用元:「start」「begin」のニュアンスの違いとは?(1日1分で習得!英語スピーキングに役立つ、実践英会話ブログ! 2012-04-19 16:58:57)

どっちでも良い場合には、どちらがよく使われるのか、グーグルに聞いてみます。文脈はわかりませんが単純なグーグル検索結果は、

  • When did you start to learn English? 約 15,700 件
  • When did you begin to learn English? 約 7,360 件
  • When did you start learning English? 約 6,760 件
  • When did you begin learning English? 約 1,280 件

となりました。結局日本人がどんだけ考えても、どれが正しいのか、自然なのか、OKなのかはわかりませんので、ネイティブがYOUTUBE動画で英語のレッスンをしているのを視聴して学ぶことにします。

How to use START and BEGIN in English – Vocabulary (Learn English with Alex [engVid])

 

 

まとめ

  1. Startは客観的、Beginは主観的
  2. Startはカジュアル、Beginはフォーマル
  3. 機械や事業の始まりはBegin
  4. Startは動き出して動き続けるかんじ
  5. Beginは一歩踏み出すかんじ
  6. Start ⇔ Stop
  7. Begin ⇔ End

 

参考ウェブサイト

  1. 「始める」の英語!「start」と「begin」の違いを例文で分かりやすく紹介!英トピ2017/03/13)“start” ⇒ 止まっていたものが動いていく、始まったものが続いていく  “begin” ⇒ 一歩踏み出す、始める場所を指す
  2. 1日1分で習得!英語スピーキングに役立つ、実践英会話ブログ! 2012-04-19 16:58:57
  3. 「Start」と「Begin」の簡単な使い分けルールHapaEikaiwa 2015.01.16) 日常会話では”begin”よりも”start”がよく使われ、カジュアルな表現となります。基本的に、それまで止まっていた物および行動が動き出すニュアンスがあります。
  4. 「Start」と「Begin」の違いと使い分けEnglish+Plus 2018年4月28日)Beginは機械を起動したり事業を起業したりするときには使えない

宮内庁が入学予定大学院に「小室圭さんは眞子さまの婚約者ではない」と抗議

眞子さまが結婚する相手が小室圭さんという報道を目にして以来、本当にこの人で大丈夫なの?眞子さまに相応しいといえるの?という疑問が日本中に渦巻いて大騒動になっています。借金を抱えているとか、まだ学生であるとか、とにかく不安材料が噴出したわけです。

小室圭さん、フォーダム大学ロースクールへの留学を決める

宮内庁は婚約をご破算にしたいのかとおもっていた矢先、小室さんはアメリカ留学というニュースが流れ、留学先の大学も眞子さんの婚約者である小室さんを受け入れることになったと歓迎ムードのニュース記事を大学の公式サイト上に掲載していました。

Kei Komuro, fiance of Princess Mako of Japan, to attend Fordham Law (JULY 5, 2018 LAW SCHOOL NEWS)
Kei Komuro, a paralegal at the Okuno & Partners law firm in Japan who is engaged to be married to Japan’s Princess Mako, will attend Fordham Law School starting in August.

眞子さんの結婚問題にやきもきしていた自分としては、えーっ!婚約者って呼んじゃうの?とびっくりしてしまいました。

be engaged to be married to ~  という表現は、「~さんと婚約している」という意味になります。

フォーダム大学の発表を受けて、共同通信やジャパンタイムズは、眞子様の婚約者小室圭氏がアメリカへ留学という記事を出しました。

Princess Mako’s fiance Kei Komuro to study at New York law school from August (Japan Times JUL 6, 2018)

Japan Princess Mako’s fiance to study in U.S. from summer (KYODO NEWS – Jul 6, 2018 – 08:43)

えーっ、フィアンセって大々的に報道しちゃっていいの?とかなりやきもきしました。

 

小室圭さんは婚約者ではないとニューヨークタイムズ紙が記事に

ところが、女性セブン2018年8月9日号を紹介したネット記事によれば、宮内庁はフォーダム大学に対して、『納采の儀』を行なっていないので小室さんは眞子さまの婚約者ではないとい抗議したそうで、その顛末がニューヨークタイムズ紙に掲載されたとのこと。ニューヨークタイムズの記事の見出しは、

He’s Supposed to Marry a Japanese Princess. Just Don’t Call Him Her Fiancé. (By Motoko Rich
July 20, 2018)

「彼は日本のプリンセスと結婚することになっている。婚約者とは呼ばないで。」というものです。

be supposed to ~ 〔義務・規則・取り決め・約束・任務などにより〕~することになっている (alc.co.jp)

という意味です。ちなみにこの記事では He’s supposed to とアポストロフィーを用いた省略形で書いてあるため、He is supposed to なのかHe was supposed toなのかがわかりません。自分は見出しをみて、過去形だと受け取ったため、ちょっと驚きました。過去形だとしたら、~することになっていたけど、もはやそうではないというかなり否定的な意味になります。記事を読み進めても、自分の疑問は解消しませんでした。意図的に曖昧な表現を使ったのでしょうか?

日本の世論をツイートを紹介することにより紹介

ニューヨークタイムズの記事はさらに過激なツイートを紹介しています。

On Twitter, @momimojiko suggested that Mr. Komuro had used his connection to Princess Mako to gain admission and a scholarship from Fordham and its prestigious law school.

“He will betray us again and again in the future,” @momimojiko wrote. “The engagement should be canceled immediately, like tomorrow.”

(https://www.nytimes.com/2018/07/20/world/asia/princess-mako-fiance-fordham.html)

この原文は女性セブンで紹介されていて、

《小室圭は秋篠宮家にも宮内庁にも言わず勝手に留学を決め、「プリンセスのフィアンセ」と売り込み奨学金を勝ち取った。こいつはこの先何度も裏切るはず。即刻、明日にでも破談にすべき!!》(msn.com 2018/07/27 07:00

本人が記事掲載に関してもコメントしています。

確かに記事の英語を読むと、本人の意図とずれていますね。

ニューヨークタイムズは、さらに別の過激なツイートも紹介しています。

Another Twitter user, @marimo555555, addressed the princess directly. “Mako, why don’t you drop him quickly? Wake up. Rather than waiting for him for three years, it’s better to split up from him and ask your mother to introduce you to a good man.”

これの元ツイートは、

無数にあるツイートの中から何を選ぶかは記者の判断に委ねられているわけですから、ここで紹介するツイートの過激度は記事の全体のメッセージを決める大きな要因になります。

 

眞子さまと小室圭さん 若いカップルの行く末はいかに?

うーむ、破談にもっていきたい宮内庁、それを全力で援護するニューヨークタイムズ誌という構図に自分には見えたのですが、記事を最後まで読みすすめると、いろいろな両方の意見を紹介してバランス良くまとめていました。この記事の最後の文は、

In one hint that the princess may be preparing for a long-distance relationship, the Imperial Household Agency’s schedule of her trip this week to Brazil showed a stopover on the way home — in New York.

と、余韻を残して結んでいます。

本人が本当に幸せになれる人と結婚するのであれば、誰であっても、他人が口を挟む余地などないんですけどね。

 

英字新聞を読むために知っておきたい英単語

  1. matriculate【自動】〔大学に〕入学する
  2. curdle【自動】 凝固する; 腐る
  3. on the rocks〔船が〕座礁して 〔状況などが〕破綻しそうで
  4. ruffle【他動】〔水面を〕波立たせる;動揺させる、いら立たせる
  5. betrothal【名】婚約
  6. nudge someone to do〔~するよう(人)を〕説得する
  7. pry【自動】詮索する【名】詮索
  8. be swift to ~ ~するのが速い
  9. jeopardy【名】危機
  10. abdication【名】〔王などの〕退位
  11. commoner【名】〔皇族に対して〕一般人、平民
  12. relentless【形】容赦ない、過酷な、絶え間なく続く、執拗な
  13. unflattering【形】お世辞のない、こびない
  14. mongering【名】商売にすること、利用すること【用法】通例複合語として用いられる。  the scandal-mongering tabloid press
  15. whiff【名】かすかな匂い 〔ひとときの〕そよ風、〔息などの〕ひと吹き
  16. swoony【形】魅力的な
  17. soft power ソフト・パワー(軍事力でなく)共感などを背景に他国を味方に付ける国の力
  18. deluge【名】大洪水、〔殺到する〕大量の~ a deluge of tourists
  19. consign【他動】〔人や動物などの世話を人に〕, 委ねる〔不快な状況に人や物を〕追いやる

 

英作文でBecauseで始まる単文を書くのは日本の中学生がよくやる間違い

I drank a lot of water. Because I was thirsty.
と書くのは、文法的に間違いです。なぜなら、becauseという接続詞は、従属節を導く働きがあり、かならず主節と合わせて完全な一文となるからです。上の例では、2つめの文は、従属節の部分だけがあたかも完全な文であるかのように書いてしまっているので、間違いなのです。中学生の英作文でよくみる語法の間違いのひとつです。
正しく書くなら、
I drank a lot of water, because I was thirsty.
または、
Because I was thirsty, I drank a lot of water.
となります。

中学英語の宿題で3つ以上の文で英作文しなさいといわれた中学生が、文の数を稼ぐために冒頭の例のように本来1文のものを2つに分けて、2文にしてしまうということがありがちです。中学の英語の先生も甘く採点してそれをOKにしてしまうかもしれませんが、正しい英文法を最初からきっちり学んでおいたたほうがよいと思います。学校の英語教育において、通じればいいという英語を書いていたら、大人になったときにビジネスで使えません。

Because I Love You という有名な歌がありますが、その歌詞には、

Because I love you, I’ll do anything. (あなたのことが好きだから、私は何でもしてあげる。)

Because I love you, I’ll be right by your side. (あなたのことが好きだから、あなたのすぐ側に居たい。)

Because I love you, my heart’s an open door.  (あなたのことば好きだから、私の心は開いた扉。)

と、「Beause従属節+主節」の形の文があります。

 

口語の場合

会話においては、理由を聞かれたとき、理由をいいたいときに、”Because + 単文” の形はあります。

A: We decided not to go.
B: Why?
A. Because it is so cold today.

(引用元:quora.com)

下の会話では、BECAUSEで従属節を導いた例および、単独で用いた例が出てきます。Because節の内部にWhen節も入り込んでいるのでちょっと構造が複雑ですが、主節が「That would have been my guess」で、because以下は、カンマもまたいで全て従属節の部分です。

FYE: One thing I have to ask you, I could guess the answer, but again I would be stereotyping. Did you smoke cigarettes?
LENFANT: I did at one time.
FYE: That would have been my guess because when you were growing up in France, I would think cigarette smoking was quite prevalent.
LENFANT: Yes, I smoked until 1962.
FYE: Why did you stop?
LENFANT: Because I could not afford it anymore!
(引用元:Dr. Claude Lenfant Oral History Transcript Conducted by: Dr. W. Bruce Fye May 16, 2000 history.nih.gov)

 

 

参考サイト

  1. Why can’t a sentence begin with “because”? (quora.com)
  2. Can You Start a Sentence with “Because”? (quickanddirtytips.com)
  3. Starting a Sentence With Because (Posted on July 10, 2014 by Corrine Pratt, writing.msu.edu)
  4. Because, because of and cos, cos of (dictionary.cambridge.org)
  5. Learn English Grammar: The Adverb Clause

トランプ米大統領が英エリザベス女王と面会するもマナー知らずで非難ごうごう

訪英中のトランプ米大統領が、エリザベス女王と面会して閲兵式に臨んだ際、女王の前を歩いたり突然立ち止まったりする動きを見せたことに対し、英市民らがネット上で批判の声を上げた。(英エリザベス女王の「前を歩いた」、トランプ米大統領に批判の声 CNN.co.jp 2018.07.15 Sun posted at 12:08 JST)

トランプ米大統領が面会中にエリザベス女王の前を行き進路を妨害したことに、SNS上で批判の声が多く上がっている。動画はYouTubeの「The Royal Family Channel」チャンネルに13日、投稿された。(トランプ氏に外交儀礼違反で批判 エリザベス女王との面会でトランプ氏に外交儀礼違反で批判 エリザベス女王との面会で【動画】Sputnik日本 2018年07月15日 18:00(アップデート 2018年07月15日 19:38)

英国王室の元執事グラント・ハロルド氏がITVニュースに語ったところによれば、こういうときは、あらゆる場面で女王にリードしてもらうというのが王室のしきたりの中での最重要ルールなのだそうです。エリザベス女王の前を歩いたり、立ち止まって女王の進路を塞いで妨害したりした動きは、常識的にありえないのでしょう。そうでなくても、上着のボタンを留めもせずに、前が開いた状態でブラブラと歩いているの様子はまったく場違いな印象を与えています。

Trump Walks In Front Of The Queen

In a viral clip, the monarch appears to make a hand gesture as they turn the corner. She then attempts to pass behind the president, who stops walking and completely eclipses Queen Elizabeth from view for a moment. She returns to his right side and continues their walk.

Grant Harrold, a former butler for the royal family, told ITV News that letting the Queen lead in every scenario is a top rule in royal protocol. (President Trump Awkwardly Blocked Queen Elizabeth — and Twitter Has Some Thoughts People STEPHANIE PETIT
July 15, 2018 01:38 PM)

参考
President Trump meets Britain’s queen(11:05)

 

目的語に動名詞しかとれない動詞(メガフェップス MEGAFEPS)、不定詞しかとれない動詞、両方とれる動詞の覚え方

目的語として動名詞をとる動詞と、不定詞をとる動詞、どちらもとれる動詞があります。中学校の英語で出てくる動詞の範囲であれば、動名詞をとる動詞をMEGAFEPS(mind, escape, give up, avoid, finish, enjoy, practice, stop)と語呂合わせ的に暗記することも巷では一般的なようです。しかし、覚えるべき動詞の数は中学以降飛躍的に増えることを考えると、メガフェップスと暗記していても大学受験に対処できませんし、その後も困り続けます。何か良い区別の方法はないものでしょうか?実は、目的語として動名詞をとるか不定詞をとるかは、その動詞の意味で決まるようです。「未来に冠するもの」はTo-不定詞、「過去に関するもの」は動名詞という区別です。また、「過去に関するもの」はネガティブな意味合いを含むことが多いようです。

この原則が適用できるか、試してみましょう。「彼はそんなことをした覚えはないといった。」をdenyを使っていうときに、動名詞でしょうかそれともTo-不定詞でしょうか?上の原則を適用すれば、動名詞だということがわかります。正解は、

He denied having done any such thing.

あるいは

He denied having done such a thing.

となるでしょう。

 

参考

  1. メガフェップス丸暗記は卒業!ややこしい【不定詞 (to do) vs. 動名詞 (~ing)】もイメージの力でスッキリ! (ひろの輪 DMM英会話Blog 2017 05.22)
  2. BBC English Masterclass: Gerund or infinitive?

『葉っぱのフレディー』で学ぶ文法・構文の重要事項のまとめ

文の種類

英語の語順と基本的な文型

主語SubjectiveをS、動詞VerbをV、補語ComplementをC、目的語ObjectiveをOと略記します。

S+V

【例文】Spring had passed.

【例文】One day a very strange thing happened.
【解説】One dayは、「ある日」という意味の副詞。

S+V+C

【例文】Each of us is different.

【解説】主語(名詞)+動詞(Be動詞)+補語(形容詞)の形になっています。
【例文】Freddie, the leaf, had grown large.
【解説】largeは形容詞で、補語です。主語+grow(動詞)+補語 で、「主語」が「補語」の状態に成長するという意味になります。(参照:英ナビ

【例文】Alfred had turned a deep yellow.

【和訳】アルフレッドは深い黄色になった。

【解説】ここでのturnは自動詞で、補語を伴って、「~になる」という意味。同様の用法の例として、The maple leaves turned red.(カエデの葉が紅葉した。)この文に続く文ではturnの変わりにbecomeという動詞が同じ意味を表す目的で使われているので、turn=becomeと考えて間違いないでしょう。

【例文】Ben had become a bright orange.

 

S+V+O

【例文】Soon he discovered that no two leaves were alike, even though they were on the same tree.
【解説】接続詞thatが名詞節をつくっており、この名詞節全体が「目的語」になっています。

 

S+V+O+O

S+V+O+C

【例文】Freddie found himself losing his color, becoming brittle.
【解説】動名詞が補語になっています。losingという動名詞はhis colorという目的語をとっています。becomingという動名詞はbrittle(もろい、こわれやすい)という形容詞を補語としてとっています。このように全体でみたときにはSVOCですが、さらにCが動名詞なので内部でVO,VCのような構造をとっているといえます。

【例文】He had never felt it so cold.
【解説】主語がhe、動詞がfeel、目的語がit、補語がcoldです。OCの部分it so coldは、文に展開すると、It is so cold.となります。このitは天気などを現すときに使う形式的な主語であり、代名詞のように何かを指しているわけではありません。

【例文】Freddie and his friends had made their tree a rainbow.

平叙文

肯定文

【例文】Everything dies. 【和訳】全てのものは死ぬ。

否定文

be動詞の否定形

【例文】Yet, you were not afraid when Summer became Fall.

【和訳】だけど、君は夏が秋になったときには怖くなかったよね。(ダニエルがフレディーに死について話して聞かせる場面)

【解説】中学で学ぶ知識ですがbe動詞を用いた文の否定形の作り方は、「be動詞の後ろにnotをつける」のが基本です。

一般動詞の否定形

be動詞以外の動詞、すなわち一般動詞を用いた文で否定文を作るときには、助動詞doを使って、「do not+ 一般動詞」 の形にします。

【例文】He did not know that Spring would follow Winter and that the snow would melt into water.

助動詞が用いられていた文の否定形

助動詞がある場合には助動詞の直後にnotが置いて否定文をつくります。

【例文】“Will we return in the Spring?” “We may not, but Life will.”

【和訳】「春には戻って来るの?」「僕らは戻らないかもしれないけど、いのちは戻ってくる。」

【解説】肯定文 We will return. →否定文 We will not return. 肯定文 We may return. We may not return.

部分否定

二重否定

否定的な意味を与える副詞

hardly

【例文】They sat so quietly on the cool grass and hardly ever moved.

【例文】There was hardly a green leaf left.

疑問文

命令文

感嘆文

【例文】How strong and firm it was! 【解説】itはフレディーがいた木のこと。最後に落ちていく最中に木全体を見ることができて、そのときにフレディーが感じた内容。

動詞と文型

動詞と時制

現在形

現在進行形

【例文】What’s happening? 【和訳】何が起きているの?

過去形

【例文】His mid section was wide and strong, and his five extensions were firm and pointed.

過去進行形

未来系

現在完了形

現在完了進行形

過去完了形

過去完了は、現在完了を先に習得しておけば、非常に簡単です。全体の時間が現在から過去にシフトしただけです。つまり、現在完了のときの、「今」という基準に相当するものが、話者の視点の「過去」のある時点になっており、そこを基準にして物事を考えるわけです。現在完了の用法としては、「継続」、「経験」、「完了」、「結果」の4つがありましたが、過去完了にはこれらに加えてもうひとつ、「過去の過去」があります。これは、過去のある時点からみた過去を、過去完了形で表すというものです。葉っぱのフレディーの物語は、いきなり過去完了の文から始まるので、過去完了を学ぶのには最適な題材です。早速みてみましょう。予め時制に注意しておくと、冒頭の5文の時制は、1.過去完了形(過去の過去) 2.過去完了形(過去の過去) 3.過去完了形(完了) 4.過去形 5.過去完了形(過去の過去)となっています。物語の語り手は、葉っぱのフレディーの物語を、過去の話としてしているわけです。

【例文】Spring had passed. So had Summer. Freddie, the leaf, had grown large. His mid section was wide and strong, and his five extensions were firm and pointed. He had first appeared in Spring as a small sprout on a rather large branch near the top of a tall tree.

過去完了形:継続

過去完了形:経験

過去完了形:完了

【例文】Freddie, the leaf, had grown large. 【和訳】葉っぱのフレディーは大きく成長していた。【解説】物語の語り手が語っている、「過去のある時点」(それは次の文で過去形が登場するので、その時点ということ)までに完了したということ。

過去完了形:結果

過去完了形:過去の過去

【例文】He had first appeared in Spring as a small sprout on a rather large branch near the top of a tall tree.
【解説】物語は夏が過ぎたところから始まっているので、その時点(すでに過去)からみて、さらに過去なので「過去の過去」を示すために過去完了が用いられている。

 

過去完了進行形

未来完了系

助動詞

should

否定形のときのnotの位置

【例文】Why should we not have different colors?

受動態

【例文】Freddie was surrounded by hundreds of other leaves just like himself, or so it seemed.

 

不定詞

不定詞の名詞的用法

不定詞の形容詞的用法

不定詞の副詞的用法

 

 

動名詞

 

分詞

分詞構文

 

比較

原級

比較級

【例文】In this new position he was more comfortable than he had ever been.

【解説】このthanは接続詞としての働きを持ち、than以下の部分を「節」にまとめて、比較の対象となる「副詞節」をつくっています。節の中身は完全な「文」があるはずなので、He had been comfortable.という「文」を想定して、comfortableが節の中では省略されたと考えれば理解しやすいでしょう。

最上級

 

関係詞

関係代名詞

関係副詞

関係形容詞

 

仮定法(と直説法)

as if の中で用いられる仮定法

「まるで~であるか(あったか)のように」という意味を表すときにas if を用いた節を使うことがあります。節の中の文は、非現実なことであれば仮定法を用いることになりますが、現実に生じていることであれば、直説法が使われます。『総合英語フォレスト』から例文を拝借して説明しますと、You talk as if you are angry.(あなたは怒っているみたいな口調で話すね。)は、話者が実際に相手が怒っていると考えている場合です。You talk as if you were angry.(あなたはまるで怒っているかのような口調で話すね。)といえば、話者は相手が本当に怒っているとは考えていないということです。『葉っぱのフレディー』の中でも一箇所、as ifを用いた文が出てきますが、これは仮定法でしょうか?それとも直説法でしょうか?

【例文】The same breezes that, in the past, had made them dance began to push and pull at their stems, almost as if they were angry.

【解説】この文は主節の動詞beginは、過去形beganです。

疑問詞

 

話法

直接話法

【例文】He thought, “It must be their time.”

間接話法

修辞法

強調

倒置

挿入

省略

同格

【例文】The Fall of Freddie the Leaf 【解説】2つの名詞、Freddie およびthe Leafが並べられていますが、これらは同格の関係になっています。

品詞

名詞

冠詞

代名詞

形容詞

形容詞は、a white dog や The dog is white. のwhiteのように、名詞(今の例では、dog)の性質や状態を説明する語句のことです。

形容詞・形容語句の位置

名詞の後ろに置かれる形容詞・形容語句

【例文】Alfred was the leaf next to him. Ben was the leaf on his right side, and Clare was the lovely leaf overhead.
【解説】「彼の隣の」という形容詞句。「彼の右隣の」という形容詞句、「頭上の」という形容詞は、いづれも名詞に後置されています。ちなみにlovely(愛らしい)は前置された形容詞。

副詞

副詞のso

soは副詞と接続詞の2つの働きがありえますが、副詞として用いられるsoを見ておきましょう。意味は偶然にも日本語の「そう」と同じなので簡単ですね。

【例文】Spring had passed. So had Summer. 【和訳】春が過ぎた。夏も過ぎた。

【例文】Freddie was surrounded by hundreds of other leaves just like himself, or so it seemed.【和訳】フレディーは自分と同じ、もしくはそう見える何百もの他の葉っぱに囲まれていた。

 

前置詞

接続詞

等位接続詞

従属接続詞

従属接続詞のthat

他動詞の目的語としてthat節をとれる動詞かどうかという観点で動詞を整理しておくことも重要です。言う、知覚する、わかるという意味あいの動詞がthat節をとることができることが多いようです。appear, discover, explain, know, notice, see, tellがthat節とともに使われている例文を見ておきましょう。

【例文】It appeared to Freddie that Daniel was also the wisest among them.

【例文】Soon he discovered that no two leaves were alike, even though they were on the same tree.
【解説】接続詞のthatは名詞節をつくっており、この名詞節がdiscoverの目的語(O)になっています。S+V+Oの形です。

【例文】It was Daniel who explained that they were growing in a public park.

【例文】He was sure that it would live for a long time and he knew that he had been part of its life and made him proud.

【例文】Freddie noticed that the other leaves continued to fall.

【例文】He saw that some of the leaves lashed back at the wind before they fell, others simply let go and dropped quietly.

【例文】It was Daniel who told them that they were part of a tree.

 

参考

  1. 総合英語フォレスト 第6版 石黒昭博 監修 桐原書店
  2. The Fall of Freddie the Leaf